
こんにちは。京都ノオト、運営者の「MASA」です。
夜の京都でどこへ飲みに行こうか、迷っていませんか。
「観光客だけど地元の人みたいに馴染めるお店はあるのかな」「デートで失敗したくないけれど、高すぎるお店はちょっと…」そんな不安を持つ方は多いはずです。
実は京都は、少し勇気を出して路地を入るだけで、安くて美味しい立ち飲み屋や、雰囲気抜群の隠れ家バーに出会える飲み歩きの天国なのです。
この記事では、私が実際に足を運んで見つけたおすすめのエリアや、スムーズに楽しむためのコツを余すところなくお伝えします。

記事のポイント
- エリアごとの特徴と飲み歩きのスタイルが分かります
- 初心者でも入りやすい名店や隠れ家の情報を得られます
- 失敗しないための移動手段や終電情報を把握できます
- 具体的なモデルコースで効率よく楽しむ計画が立てられます
エリア別で楽しむ京都の飲み歩きスポット
京都の夜はエリアごとに全く異なる表情を持っています。
カオスな活気あふれる繁華街から、静寂と美意識が支配する花街まで、それぞれの特徴を知ることで、その日の気分にぴったりな「飲み歩き」が実現します。
ここでは主要なエリアの空気感と、押さえておきたいスポットを解説します。

河原町のおしゃれな立ち飲みへ
京都最大の繁華街である四条河原町周辺は、今まさに「立ち飲み」の激戦区として進化しています。
かつてのような「安かろう悪かろう」ではなく、料理のクオリティが高く、女性一人でも入りやすいスタイリッシュなお店が急増しているのです。
特に注目したいのが、裏寺町にある「柳小路」周辺です。
ここは人一人がやっと通れるほどの細い路地ですが、高感度なお店が密集しています。
例えば「柳小路 TAKA」は、立ち飲みでありながら本格的な焼き鳥や刺身が楽しめるとあって、若いカップルや女性グループでいつも賑わっています。
また、木屋町通りの入り口にある「立ち飲み・酒屋 もみじ」は、このエリアのランドマーク的存在。
ここをスタート地点(0次会)にして、路地の奥へと「漂着」していくのが、河原町流の粋な飲み方です。

「漂着」とは?
最初からゴールを決めず、その場の雰囲気や出会いに任せて、気がつけば深夜に馴染みの店にたどり着いている…そんな京都特有のハシゴ酒スタイルを、常連たちは親しみを込めてこう呼びます。
先斗町の夜を彩る情緒ある名店
鴨川沿いに伸びる細長い路地、先斗町(ぽんとちょう)。
「一見さんお断り」の高級店ばかりだと思っていませんか?実は近年、観光客向けに開放されたリーズナブルなお店も増えており、最も京都らしい夜を体験できるエリアの一つです。
初心者の方におすすめなのは、店先にメニューと価格が明示されているお店を選ぶこと。
「もつ鍋 寅屋」などは、美味しい料理と明朗会計で非常に人気があります。
また、少し背伸びをして鴨川を眺めながら飲みたいなら、「先斗町 魯ビン」のようなお店を予約するのが正解。
夏の川床シーズンはもちろん、冬でも静かな川の流れを感じながらの熱燗は格別です。勇気を出して路地の扉を開ければ、意外にもフレンドリーな空間が待っていますよ。

京都駅周辺にある安くて美味しい穴場
かつては「観光の通過点」でしかなかった京都駅周辺ですが、今は「飲みの穴場」として急速に面白くなっています。
特に駅の北側にある「リド飲食街」や「へんこつ」といった昭和レトロな酒場群は、ディープな京都を感じたい方に最適です。

一方で、新幹線までの待ち時間を有効に使いたいなら、駅直結や徒歩すぐのエリアが便利。
「いなせや」などでサクッと一杯やるのも良いですし、八条口側(駅裏)に足を伸ばせば、「キツネ日和」のようなローカル色豊かな隠れ家も点在しています。
出発ギリギリまで京都の余韻に浸れるのは、駅周辺ならではの特権ですね。
祇園の隠れ家バーで楽しむデート

祇園は、大人のデートにふさわしい「美意識の聖域」です。ここでの飲み歩きは、少し背筋を伸ばして、バーの扉を叩いてみましょう。
「Bistro×Bar HAKONIWA」のように、祇園のど真ん中にありながら比較的カジュアルに使えるお店は、若いカップルの強い味方です。
撮影マナーにご注意ください
2024年以降、祇園の一部私道での撮影禁止ルールが強化されています。
違反すると罰金が科されるケースもありますので、美しい景観はスマートフォンの画面越しではなく、しっかりと目に焼き付けましょう。この配慮こそが、祇園を楽しむ最大の「粋」です。
祇園や河原町エリアの観光スポットについては、以下の記事でも詳しく解説していますので、昼間の散策の参考にしてみてください。
祇園・河原町観光の決定版!2025年最新モデルコースとグルメ
観光客も必見の四条大宮せんべろ街
「観光地価格はもうこりごり」「地元民に混じって安く飲みたい」。
そんな本音に応えてくれるのが、四条大宮エリアです。
ここは京都における「せんべろ(1000円でべろべろに酔える)」の聖地と言っても過言ではありません。
その筆頭が「立ち呑み 庶民」。驚異的なコストパフォーマンスと料理の美味しさで、常に行列が絶えない伝説のお店です。
ここを起点に、阪急電車や嵐電の駅周辺に広がる個性的な酒場をホッピングするのが大宮スタイル。
隣の人との距離が近く、自然と会話が生まれるのもこのエリアの魅力ですね。
京都の飲み歩きを極めるモデルコースとコツ
魅力的なお店が多すぎて、どこから回ればいいか分からない…という方のために、目的別の具体的なモデルコースと、知っておくと得する実践的なテクニックをご紹介します。

昼から贅沢にはしご酒をするルート
京都の休日は、明るいうちから乾杯するのが最高の贅沢です。
まずは京都駅周辺で「朝飲み」ができる食堂でスタートダッシュを切るのも一つの手。
そこからバスで河原町へ移動し、午後3時頃からオープンする立ち飲み屋を巡る「漂着」コースがおすすめです。
最近はクラフトビールの醸造所(ブルワリー)を併設したお店も増えています。
「スプリングバレーブルワリー京都」や「家守堂」などで、出来立てのビールを味わいながら、夕暮れ時の古都を散策するのも風情がありますよ。
女性一人でも入りやすい店の選び方
「一人飲み」デビューに京都はうってつけの場所です。ポイントは「清潔感」と「カウンターの雰囲気」。
四条河原町の「すいば」のように、女性客をメインターゲットにしたネオ立ち飲み店なら、カフェ感覚で気軽に入れます。
また、一人飲み専門店や、大将が適度に話しかけてくれる「やきとり酒場 かづさ屋」のようなお店を選ぶと、孤独を感じすぎず、かといって常連の輪に入るプレッシャーもなく、心地よい時間を過ごせます。
自分のペースで京の夜を楽しんでください。
カウンターでおばんざいグルメを満喫
せっかく京都に来たなら、大皿に盛られたおばんざいをカウンター越しに注文したいですよね。
「京の禅 車」や「魚里ゐ夷」など、カウンター席を売りにしているお店は、調理の臨場感もご馳走の一部です。
ただし、こうした人気店のカウンター席は競争率が非常に高いです。
「予約必須」と考えておいた方が無難でしょう。予約時に「カウンター希望」と伝えるのを忘れずに。
板前さんとのちょっとした会話から、ガイドブックには載っていない旬の情報を教えてもらえるかもしれません。
祇園周辺での食べ歩きやグルメ情報については、こちらの記事も参考になります。
ブログで話題の最新トレンド店
京都の飲み歩きシーンは日々進化しています。
今、ブログやSNSで話題になっているのは、「レトロ建築×お酒」の組み合わせ。
例えば、元銀行の金庫室を改装した「お酒の美術館 三条烏丸本店」などは、その空間にいるだけで特別な体験になります。
また、伏見エリアの「伏水酒蔵小路」のように、複数の酒蔵の日本酒を一度に飲み比べできる施設もトレンドです。
伝統を守りつつ新しい楽しみ方を提案するお店が、次々と誕生しています。
マップや終電情報を活用した移動術
飲み歩きで最も避けたいのが「終電を逃すこと」です。特に大阪方面へ帰る方は注意が必要。
京都の夜は楽しくて、ついつい時間を忘れてしまいがちですが、主要路線の終電目安を頭に入れておきましょう。

【京都河原町発・主要方面への終電目安(平日)】
| 行き先エリア | 終電発車目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 大阪梅田方面(阪急) | 23:45頃 | 0時台に到着。特急の最終はもっと早いので注意。 |
| 大阪淀屋橋方面(京阪) | 23:30頃 | 祇園四条駅発の時間です。 |
| 奈良方面(近鉄) | 22:45頃 | 河原町から京都駅への移動時間を含む目安。 |
河原町から祇園、先斗町、木屋町は全て徒歩圏内ですが、京都駅へ戻る際は、バスよりも地下鉄(四条駅)かタクシー(数人で割り勘)がスムーズです。
京都での飲み歩き体験を最高の思い出に
京都での飲み歩きは、単にお酒を飲むだけのアクティビティではありません。
それは、千年の都が醸し出す独特の空気感、路地裏の静寂、そして店主や他のお客さんとの一期一会の出会いを味わう「旅」そのものです。
今回ご紹介したお店やマナーを参考に、ぜひあなただけの「京都 飲み歩き」を楽しんでください。
ほろ酔い気分で歩く夜の鴨川や、提灯の明かりが揺れる石畳の道は、きっと忘れられない旅のハイライトになるはずです。
