旅行ガイド

金閣寺と清水寺を1日で巡る!移動手段とモデルコース完全ガイド

2026年1月13日

金閣寺と清水寺の写真が並んだスライド表紙。「距離の壁を越える賢い移動と光の法則」というサブタイトルが記載されている。

こんにちは。京都ノオト、運営者の「MASA」です。

京都旅行の計画を立てていて、こんな風に悩んでいませんか?「金閣寺の輝く姿も見たいし、清水寺の舞台からの絶景も外せない。

でも、地図を見たらすごく離れている気がする…」。その感覚、大正解です。

実はこの二つ、京都の北西と東南という真逆の位置にあって、移動だけで1時間以上かかることも珍しくないんです。

せっかくの旅行なのに、移動ばかりで終わってしまうのは絶対に避けたいですよね。

バスで安く済ませるべきか、タクシーを使うべきか、ランチはどのタイミングがベストなのか。

この記事では、現地を知り尽くした視点から、失敗しないための「賢い回り方」を徹底解説します。

記事のポイント

  • 金閣寺と清水寺を効率よく回るための最適な交通手段とルート
  • 写真映えを狙うための時間帯別の光の活用テクニック
  • 観光の合間に楽しむべき周辺ランチと食べ歩きグルメ情報
  • 混雑を回避しながら満足度を高める具体的なモデルコース

金閣寺から清水寺への移動手段と距離の最適解

「金閣寺」と「清水寺」を1日で回るプランは、京都観光の王道にして最難関のミッションの一つです。

なぜなら、この二つの寺院は約11kmも離れており、京都市内を斜めに大横断する必要があるからです。

ここでは、時間と体力を無駄にしないための移動の「正解」をお伝えします。

地図上で北西の金閣寺と南東の清水寺の位置関係を示した図。距離が約11kmあり、市バス205系統が非常に混雑することへの注意喚起スライド。

どっちから回るのが効率的な順番か

午前中の順光で輝く金閣寺と、午後の西日に照らされる清水寺の写真。「AM:金閣寺、PM:清水寺」というスケジュール案。

結論から言いますと、写真を綺麗に撮りたいなら「午前中に金閣寺、午後に清水寺」という順番が圧倒的におすすめです。

これには明確な理由があります。金閣寺(鹿苑寺)の舎利殿は、午前中の太陽光を受けると最も美しく輝き、池の水面に映る「逆さ金閣」も順光で綺麗に撮影できます。

一方、清水寺は西向きに建てられているため、午後の西日を受ける時間帯や、夕暮れ時の景色がドラマチックで素晴らしいんです。

写真重視の黄金ルール
・金閣寺:9:00〜11:00(順光で金箔が輝く)
・清水寺:15:00〜夕方(西日や夕焼けが舞台を照らす)

もちろん、「とにかく混雑を避けたい!」という方は、早朝6時から開いている清水寺へ一番に行き、その後に金閣寺へ向かう「逆張りコース」もアリです。

ですが、初めての京都で「ガイドブックのような写真」を撮りたいなら、やはり金閣寺スタートが定石ですね。

バスと地下鉄を利用するアクセス方法

多くのガイドブックには「市バス205系統で一本!」と書かれていますが、個人的にはこのルートはあまりおすすめしません。

205系統は京都市内を走る主要路線ですが、観光客だけでなく通勤・通学の足としても使われており、常に超満員です。

しかも、市内中心部の渋滞に巻き込まれると、通常50分程度の道のりが80分以上かかることもザラにあります。

そこでおすすめしたいのが、「バスと地下鉄の合わせ技」です。

  1. 金閣寺からバスで「北大路バスターミナル(地下鉄北大路駅)」へ移動(約10分)
  2. 地下鉄烏丸線で「五条駅」または「京都駅」へ南下(約15分)
  3. そこから再びバスかタクシーで清水寺へ

このルートなら、渋滞が激しい中心部を地下鉄でスルーできるため、時間が読みやすく、体力的な消耗も防げます。

タクシー料金と所要時間の目安

「タクシーは高い」というイメージがあるかもしれませんが、グループ旅行なら最強の移動手段になります。

金閣寺から清水寺までタクシーで直行した場合、所要時間は約30分〜40分、料金は3,500円〜4,000円程度が目安です。

もし4人で乗れば、一人当たり1,000円以下。バスと地下鉄を乗り継いでも500円〜600円はかかりますから、数百円の差で「座って快適に、最短時間で」移動できるなら、コスパは抜群だと思いませんか?

3人以上ならタクシー検討を!
特に夏場の猛暑や着物での観光時は、体力温存のためにもタクシー利用を強く推奨します。

二条城や金閣寺周辺の移動については、以下の記事でも詳しく解説していますので参考にしてください。

【二条城・金閣寺】効率よく巡るモデルコースと移動・ランチ攻略法

観光にかかる時間のシミュレーション

1日で両方を回る場合、移動時間を含めてどれくらいの時間を見ておけば良いのでしょうか。

ざっくりとしたタイムスケジュールを頭に入れておくと安心です。

工程 所要時間目安 備考
金閣寺拝観 45分〜60分 境内は一方通行。撮影タイム含む。
移動 50分〜80分 手段による。ランチ時間含まず。
清水寺拝観 90分〜120分 境内が広く、参道の散策も含む。

特に清水寺は、本堂だけでなく「音羽の滝」や「地主神社(現在は修復中の場合あり)」、そして参道でのお買い物など、見どころが盛りだくさんです。

金閣寺はサクッと回れますが、清水寺周辺は最低でも2時間は確保しておいた方が良いでしょう。

両寺院の距離を克服する賢いルート

金閣寺からタクシーで北大路駅へ、地下鉄で五条駅へ、再びタクシーで清水寺へ向かうルート図解。「渋滞知らず」「ショートカット」のメリット説明。

距離の壁を乗り越えるための裏技的なルートとして、「タクシー+地下鉄」のハイブリッド戦略を提案します。

具体的には、金閣寺から地下鉄「北大路駅」まではタクシー(約1,000円強)を使って時間を買い、北大路駅から「五条駅」までは地下鉄(260円)で渋滞を回避。

そして五条駅から清水寺までは再びタクシー(約1,000円強)を使うという方法です。

これなら、全行程をタクシーにするよりも安く済みますし、全行程バスにするよりも圧倒的に早くて楽です。

特に、「バス停での待ち時間」や「満員バスでの立ちっぱなし」から解放されるメリットは計り知れません。

金閣寺や清水寺周辺のランチとモデルコース

移動手段が決まったら、次は「どこで何を食べるか」と「どう歩くか」です。

ここからは、食いしん坊の私が自信を持っておすすめするランチ情報と、具体的なモデルコースをご紹介します。

失敗しない観光モデルコースの提案

朝9時の金閣寺拝観から始まり、龍安寺、ランチ、移動を経て、夕方16時の清水寺拝観に至るまでのタイムスケジュール表。

私が友人を案内するなら、このコースで回ります。

【王道】金閣寺AM → 清水寺PMコース

  • 09:00 金閣寺着: 開門直後の澄んだ空気の中で、鏡湖池に映る金閣を撮影。
  • 10:30 龍安寺へ: 徒歩またはバスで移動し、世界遺産の石庭を鑑賞。
  • 12:00 ランチ: 西陣エリアや移動途中で、混雑を避けて食事。
  • 13:30 東山へ移動: 地下鉄とタクシーを駆使して清水エリアへ。
  • 14:30 二寧坂・産寧坂: 古都の風情を感じながらカフェ休憩&ショッピング。
  • 16:00 清水寺拝観: 夕日に照らされる舞台を楽しむ。

このコースのポイントは、ランチの場所を「観光地のど真ん中」から少しずらすこと。

金閣寺の目の前や清水寺の参道は激混みですが、少し離れた西陣エリアや北野天満宮周辺なら、落ち着いて美味しい京料理が食べられますよ。

金閣寺周辺でおすすめのランチスポット

枯山水庭園と料理の写真。フレンチの「RACINE」や中華の「楼蘭」など、観光地の中心を避けたランチ戦略を紹介するスライド。

「金閣寺の周りって、あまりお店がないんじゃ…?」と思われがちですが、実は隠れた名店があるんです。

例えば、金閣寺から少し南に下がったところにあるフレンチRACINE(ラシーヌ)

ここはカウンター席メインの小さなお店ですが、味のクオリティが非常に高く、地元民にも愛されています。

また、家族連れなら少し北にあるしょうざんリゾート京都内の中国料理「楼蘭」もおすすめ。美しい庭園を眺めながら、ゆったりと食事ができます。

もし「移動優先!」という場合は、金閣寺道バス停近くにあるお蕎麦屋さんや食堂でサッと済ませるのも手ですが、せっかくなら一本路地に入ったお店を探してみると、面白い出会いがあるかもしれません。

清水寺の参道で楽しむ食べ歩きグルメ

清水寺の楽しみといえば、何と言っても参道(清水坂、産寧坂、二寧坂)での食べ歩きですよね!

ここでは「ガッツリランチ」よりも、色々なものを少しずつ食べるスタイルが正解かもしれません。

抹茶ティラミスの写真とグルメチェックリスト。阿古屋茶屋のお茶漬けバイキング、抹茶館、喜楽庵のコロッケなどがリストアップされている。

ただし、参道は人でごった返しているので、食べ歩きをする際は周囲への配慮を忘れずに。ゴミは必ず購入店へ返すか、持ち帰りましょう。

参道の散策ルートをもっと詳しく!
清水寺から産寧坂、二寧坂を通って八坂神社へ抜けるルートは、京都観光のハイライトです。

詳しい道順や見どころは、こちらの記事で完全ガイドしています。

清水寺から八坂神社へ徒歩で楽しむ!完璧観光ルートガイド

拝観料や営業時間などの基本情報

計画を立てる上で欠かせないデータも押さえておきましょう。(※2025年時点の目安です)

両寺院の営業時間と拝観料をまとめた表。「人混み回避なら清水寺は朝6時スタートもアリ」というPro Tipが記載されている。

項目 金閣寺(鹿苑寺) 清水寺
拝観時間 9:00 - 17:00 6:00 - 18:00
(夏期や夜間拝観時は延長あり)
拝観料(大人) 500円 400円
年中無休

特筆すべきは、清水寺の開門時間の早さです。朝6時から開いているので、「どうしても人がいない清水の舞台を撮りたい!」という方は、早起きして一番乗りを目指すのも素晴らしい体験になりますよ。

周辺観光スポットとの組み合わせ方

金閣寺周辺なら、枯山水で有名な「龍安寺」や、少し足を伸ばして「仁和寺」まで行く「きぬかけの路」コースが定番です。これらは世界遺産トリオとして親しまれています。

一方、清水寺周辺なら「高台寺」「八坂神社」、そして「祇園」エリアへのアクセスが抜群です。

清水寺から坂を下りながら、高台寺のライトアップを見たり、祇園の路地裏を散策したりと、東山エリアだけで一日過ごせるほどコンテンツが充実しています。

欲張りすぎに注意
「嵐山も行きたい!」という声をよく聞きますが、金閣寺・清水寺・嵐山の3つを1日で回るのは、移動だけで疲弊してしまうのでおすすめしません。エリアを絞って深く楽しむのが、京都旅行成功の秘訣です。

金閣寺と清水寺の観光を成功させるコツ

最後に、この二大観光地を制覇するための極意をまとめます。

一番大切なのは、「移動手段をケチらないこと」です。

「移動手段をケチらないことが成功の鍵」というメッセージスライド。数百円の差で時間と体力を買うことの重要性を説いている。

数百円を節約して満員のバスで消耗するより、タクシーや地下鉄をうまく使って体力と時間を温存してください。

その余裕が、現地での感動や美味しい食事を楽しむエネルギーに変わります。

また、食事の場所も「現地で探せばいいや」と思っていると、ランチ難民になりがちです。

ある程度の目星をつけておくか、少し時間をずらして(11時台や14時以降など)お店に入るのが賢い戦略です。

金閣寺と清水寺で最高の思い出を

金閣寺の圧倒的な「美」と、清水寺の歴史ある「舞台」。この二つを1日で巡ることができれば、京都観光の満足度は間違いなく最高レベルに達します。

今回ご紹介したルートや移動のコツを参考に、ぜひあなただけの素敵な京都旅を実現させてくださいね!

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