
こんにちは。京都ノオト、運営者の「MASA」です。
みなさんは「京都で飲み歩き」と聞いて、どんなイメージを持ちますか。
一見さんお断りの敷居が高いお店や、料金設定が不明瞭で入りづらい路地裏を想像して、少し不安に思う方もいるかもしれません。
しかし、2026年現在の京都は、実は「ハシゴ酒」の聖地として劇的な進化を遂げています。
古都の情緒あふれる街並みの中で、昼飲みができる大衆酒場から、女性一人でも入りやすいおしゃれな立ち飲み、そしてせんべろ店まで、多種多様な選択肢が揃っているのです。
特に河原町や京都駅周辺、伏見といったエリアでは、予算やシーンに合わせて自由に飲み歩くスタイルが定着しています。
この記事では、京都に住む私が実際に足を運んで見つけた、デートや女子会にも使える本当におすすめのお店や、失敗しないためのマナーについて詳しくお話しします。
記事のポイント
- 初心者でも安心して楽しめるエリア別の特徴と具体的なモデルコース
- 昼から飲める河原町や京都駅周辺の立ち飲み・せんべろスポット
- 女性一人やデートでも入りやすいおしゃれなバーやリノベーション町家
- 祇園や先斗町で粋に楽しむためのマナーと予約の重要性
2026年版京都飲み歩きのおすすめエリア
ここ数年で、京都の飲み歩き事情は大きく変わりました。
かつては「座ってじっくり」が主流でしたが、今は「サクッと飲んで次へ」というハシゴ酒スタイルが完全に定着しています。

まずは、絶対に外せない主要エリアと、そこをどう攻めるべきかの戦略をお伝えします。
初心者必見のモデルコースを紹介
京都で飲み歩きをするなら、エリアごとの「距離感」と「空気感」の違いを楽しむのが鉄則です。
私が友人を案内する際によく使う、鉄板のモデルコースをご紹介しましょう。
まずは、伏見エリアからスタートするのがおすすめです。
昼過ぎに中書島駅へ降り立ち、酒蔵の街並みを散策しながら「月桂冠大倉記念館」などで試飲を楽しみます。
夕方になったら京阪電車で祇園四条へ移動し、木屋町・先斗町エリアへ。
ここでは鴨川の風を感じながら、情緒ある路地裏のお店で一杯やるのが最高です。
そして最後は、河原町エリアの活気ある立ち飲み店で締める。
このルートなら、「歴史」「風景」「熱気」のすべてを半日で満喫できますよ。

MASAのメモ
移動には電車が便利ですが、終電を逃さないように注意してください。
特に大阪方面(梅田・淀屋橋)へ帰る場合、23時45分頃が目安になります。
河原町エリアで人気の昼飲みスポット
河原町エリアは、京都で最も「昼飲み」のハードルが低い場所だと言えます。
特に新京極や裏寺町周辺は、正午から営業しているお店が多く、飲兵衛たちの楽園です。
その筆頭が、昭和2年から続く老舗「京極スタンド」です。
レトロなタイル張りの床に相席必至の長いテーブル、壁一面の短冊メニュー。
ここで定食をアテにビールを飲むのは、もはや一種のアトラクションです。
また、裏寺町にある「居酒屋たつみ」も外せません。
12時の開店と同時に地元の常連さんで賑わい、立ち飲みスペースで「黄色い短冊」からメニューを選ぶ瞬間は、京都に来たと実感できる至福のひとときです。

夜の雰囲気も楽しみたい方は、すぐ近くの錦市場周辺へ足を伸ばすのも良いでしょう。
伏見で楽しむ日本酒巡りの魅力
日本酒好きなら、伏見は絶対に外せない聖地です。
ここは単に飲むだけでなく、「酒蔵巡り」というテーマパーク的な楽しみ方ができるのが最大の特徴です。
中でも「伏水酒蔵小路」は圧巻です。
伏見にある18の蔵元の日本酒を一度に楽しめる複合施設で、特に「18蔵の利き酒セット」は見た目のインパクトも抜群。
SNS映えも間違いなしです。施設内の飲食店から出前を取って、自分好みのペアリングを探すのも楽しいですね。
また、黄桜が運営する「キザクラカッパカントリー」では、日本酒だけでなく京都の地ビールも楽しめるので、日本酒が苦手な方が一緒でも安心です。

京都駅周辺はせんべろ店の宝庫
以前は「観光の通過点」でしかなかった京都駅周辺ですが、今は駅の北側(七条)も南側(八条口)も、個性的なお店がひしめき合っています。
駅北側で異彩を放つのが「天空の立ち呑み とさか」です。
なんと京都タワーを眺めながら飲める絶好のロケーションなのに、価格は驚くほどリーズナブル。
新幹線の待ち時間にサクッと利用するのに最適です。
一方、よりディープな空気を味わいたいなら「リド飲食街」へ。
昭和の雰囲気が色濃く残る激狭な通路に、小さな店が軒を連ねています。
また、駅南側の八条口には「キツネ日和」のようなネオ大衆酒場が増えており、出張帰りのビジネスマンや若いグループで賑わっています。

先斗町のデート向けおしゃれなバー
石畳の路地に提灯が揺れる先斗町(ぽんとちょう)は、まさに「The Kyoto」な景色が広がっています。
一見すると敷居が高そうですが、実はデートに使えるおしゃれで入りやすいお店も多いんです。
例えば、狭い路地を少し入った場所にある「柳小路」エリアは要チェックです。
ここには「そば酒まつもと」のような、カウンター数席だけの隠れ家的な名店が点在しています。
静かに蕎麦前(そばまえ)を楽しんでから、締めに蕎麦をたぐるなんて粋ですよね。
また、先ほど紹介した木屋町エリアに近いですが、「黄桜 治六亭」のように、落ち着いた雰囲気の中で京料理と日本酒をリーズナブルに楽しめるお店も、大人のデートにはぴったりです。
京都での飲み歩きをシーン別に満喫
エリアの特徴を押さえたら、次は「誰と、どんな気分で飲むか」に合わせてお店を選んでみましょう。
女子会、一人飲み、とにかく安く…それぞれのニーズに応える最高のお店をピックアップしました。
女子会に最適なレトロな居酒屋
京都の女子旅や女子会で重視したいのは、やっぱり「味」と「映え」の両立ですよね。
最近は、古い建物をリノベーションしたおしゃれな居酒屋がトレンドです。
京都駅近くの「isoism(イソイズム)」は、その代表格。
「漬け野菜」をテーマにした創作メニューは、見た目が可愛いだけでなくヘルシーで、罪悪感なくお酒が進みます。
また、河原町にある「in the Soup.」は、100年前のNYのビストロをイメージしたという内装がとにかくおしゃれ。
自然派ワインを片手に会話も弾みます。どちらも人気店なので、事前の予約は必須ですよ。

一人でも入りやすい立ち飲み店
「一人で飲み歩きたいけど、常連さんばかりだと気まずい…」そんな心配は無用です。
京都には、一人客を歓迎してくれるスタイリッシュな立ち飲み店が増えています。
私のお気に入りは、河原町の「益や酒店」です。
酒屋さんが運営する角打ちスタイルですが、店内はモダンで清潔感があり、女性の一人客もよく見かけます。
禁煙なのも嬉しいポイントですね。少しずつ色々な日本酒を試飲できるので、自分のペースで楽しめます。
また、烏丸などで展開している「すいば」もおすすめ。
明るく入りやすい雰囲気で、洋風のアテも充実しているので、サク飲みに最適です。

一人飲みのコツ
混雑するピークタイム(19時〜20時頃)を避けて、少し早めの時間帯に行くと、お店の方ともゆっくり話せておすすめですよ。
安いのに美味しい穴場の名店
「京都は高い」というイメージを覆す、驚異的なコストパフォーマンスを誇るお店も存在します。いわゆる「せんべろ」です。
四条大宮発祥の「立ち呑み 庶民」は、その名の通り庶民の味方。刺
身や揚げ物が数百円で提供されており、千円札一枚あれば十分に酔えてしまいます。
いつも行列ができていますが、回転が速いので少し待てば入れることが多いです。
また、四条烏丸のビジネス街にある「へそ」も、仕事帰りのサラリーマンや学生の強い味方。
気取らない雰囲気で、安くて美味いものをガッツリ食べたい時に重宝します。

夜の祇園で楽しむ大人の時間
祇園での飲み歩きは、少し背伸びをして「大人の社交場」の雰囲気を楽しんでみましょう。
ただし、祇園には独自のルールやマナーがあるので注意が必要です。
まず、私道での撮影は禁止されている場所が多いので、看板などをよく確認してください。
また、舞妓さんを見かけても追いかけ回すのは厳禁です。
お店選びでは、「食堂おがわ」のような予約困難店もありますが、諦めるのはまだ早いです。
例えば、少し路地に入ったバーや、ビストロスタイルのお店なら、当日でも入れることがあります。
祇園ならではの凛とした空気感の中で飲むお酒は、格別の味がしますよ。

立ち飲みの聖地大宮でハシゴ酒
最後に紹介するのは、ディープな飲み歩きを楽しみたい方向けの四条大宮エリアです。
ここは通称「立ち飲みの聖地」。駅前のロータリーを囲むように、安くて美味しいお店が密集しています。
先ほど紹介した「庶民」の大宮本店はもちろん、焼き鳥、串カツ、おでんと、ジャンルも多彩。
どのお店も隣の人との距離が近く、袖振り合うも多生の縁で、気づけば隣の人と乾杯している…なんてことも日常茶飯事です。
気取った服ではなく、ラフな格好でふらりと立ち寄るのが、この街の流儀ですね。
京都での飲み歩き体験まとめ
京都の飲み歩きは、エリアごとの個性が際立っていて、何度訪れても新しい発見があります。
河原町で昼から陽気に飲むもよし、伏見で日本酒の深みにハマるもよし、祇園で大人の夜に酔いしれるもよし。
ぜひ、この記事を参考に、あなただけの「京都飲み歩きルート」を見つけてみてください。
ただし、飲み過ぎにはくれぐれもご注意を。京都の夜は長いので、ゆっくりと味わってくださいね。