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こんにちは。京都ノオト、運営者の「MASA」です。
京都を訪れたり、デパ地下やスーパーでお茶を探したりする際、辻利と祇園辻利の違いについて疑問に思ったことはありませんか。
名前が似ているため、同じお店だと思っている方も多いかもしれませんね。
実は、のれん分けや独自の歴史的な背景があり、それぞれ全く異なる魅力を持っています。
この記事では、辻利の種類一覧やお店のメニューの違いをはじめ、辻利兵衛本店や小倉辻利の歴史、さらには辻利と銀座シックスの店舗を手がける運営会社に至るまで、複雑な関係性をわかりやすくひも解いていきます。
最後まで読んでいただければ、目的に合った最高の抹茶に出会えるはずですよ。
記事のポイント
- 辻利と祇園辻利の歴史的な成り立ちと現在の関係性
- 各ブランドが展開する事業やターゲット層の違い
- 辻利兵衛本店や小倉辻利など系列ブランドの独自性
- お土産やカフェ利用などシーン別のおすすめ店舗
辻利と祇園辻利の違いと歴史的背景
京都の宇治茶ブランドとして確固たる地位を築いている辻利ですが、なぜ複数のブランドが存在するのでしょうか。
まずは、そのルーツと多角化の歴史を紐解いていきましょう。
辻利の種類一覧とブランドの歴史

すべての辻利の歴史は、1860年(萬延元年)という幕末の激動の時代に、初代である辻利右衛門(当時の名は辻仙助)が宇治で創業したところから始まりました。
当時、宇治茶は大きな衰退の危機に直面していましたが、初代はお茶の鮮度を保ったまま全国へ輸送できる「茶櫃(ちゃびつ)」という画期的な保存容器を考案しました。
さらに独自の玉露製法を確立し、宇治茶を高級茶として全国に広める礎を築いたんです。まさに宇治茶の救世主ですね。
そして現在、すべての本家として機能しているのが「株式会社辻利一本店」です。
同社は商標を保有し、全国の専門店やお菓子メーカーへ良質な茶葉を卸すBtoB事業を中心に、裏方として宇治茶の品質をしっかりと守り続けています。
のれん分けがもたらした多角化

では、なぜ現在こんなにもブランドが分かれているのでしょうか。
それは、単なる内部の分裂ではなく、交通網や通信網が未発達だった時代にブランドを広域に展開するための高度なネットワーク戦略だったんです。
二代目、三代目の時代にかけて、「暖簾分け型」「分家型」「看板貸与型」「共同出資型」といった様々な形で事業を独立させながら拡大していきました。
各地の細かなニーズにいち早く応え、地政学的なリスクを分散する目的がありました。
その結果として、現在も発祥の地である宇治には「3つの辻利」と呼ばれる独自の共存関係が形成されています。
辻利兵衛本店の独自の魅力

宇治には本家とは別に「辻利兵衛本店」という非常に強力なブランドが存在します。
この名前は、初代・辻仙助が晩年に改名した「利右衛門」の前の名前に由来しているんですよ。
二代目の頃から独自の系譜を明確にしており、初代の精神を色濃く受け継ぐことを大切にしています。
他の系列とは少しアプローチが異なり、より前衛的でデザイン性の高い高級抹茶スイーツの開発に力を入れています。
モダンで洗練されたパッケージは、特別な日の贈答用としても確固たる地位を築いていて素敵かなと思います。
小倉辻利の歴史と九州での展開
京都から遠く離れた九州の北九州市にある「辻利茶舗(小倉辻利)」も、実はこの歴史のネットワークから生まれたお店です。
大正時代に京都の支店として開設され、暖簾分けの典型的な成功例として地域に深く根付きました。
昭和30年頃には、店内に茶箱が山積みになるほど活気があり、通りに置かれた地球儀が街のシンボルとして親しまれていたそうです。
京都発祥のブランドが、遠隔地で地元の人々に愛される土着のブランドとして育っていく歴史のロマンを感じますね。
辻利と銀座シックスの運営会社

スーパーの棚に並ぶ辻利の抹茶ラテや、東京の銀座にあるスタイリッシュな店舗を見て、「これってどこの運営会社なんだろう」と疑問に思う方もいるかもしれません。
現代の一般市場でよく見かける「辻利」ブランドの多くは、片岡物産株式会社が本家などの協力を得てライセンス展開しているものです。
2017年にはGINZA SIX(銀座シックス)にフラッグシップとなる銀座店をオープンし、通常の2倍の抹茶を使ったプレミアムな「辻利ソフト 濃い茶」などを提供しています。
高級感を持たせつつ、日常の身近な場所でもお茶を楽しめるように工夫されているんですね。
辻利と祇園辻利の違いから選ぶ名店
歴史の繋がりは見えてきましたが、実際に私たちがお店を利用したり、商品を買ったりする時にはどう選べばいいのでしょうか。
ここからは、事業内容や人気メニューの違いに焦点を当てて、おすすめの選び方をご紹介します。
辻利と祇園辻利の運営会社の比較
消費者の目線で見た時の辻利と祇園辻利の最大の違いは、ターゲットとしている市場です。
辻利(本家や片岡物産)が茶葉の卸売や、スーパー等の身近な小売商品をメインにしているのに対し、祇園辻利は一般消費者向け(BtoC)の抹茶スイーツ市場で独自に進化を遂げました。
祇園辻利の直接的なルーツは、明治時代に三代目が台湾の台北で開いた「辻利茶舗」にあります。
現地で大成功を収めたものの、戦後に引き揚げを余儀なくされ、ゼロからのスタートとして京都・祇園の地で再出発を果たしました。
歴史的なルーツは同じでも、現在は完全に独立した別の会社として全く異なる戦略を展開しています。
祇園辻利の絶品人気メニュー

祇園辻利の歴史を大きく変えたのが、1970年に誕生した専門茶寮「茶寮都路里(さりょうつじり)」です。
高品質な抹茶を惜しみなく使ったパフェやあんみつは、日本茶に馴染みが薄かった若い世代や観光客の心をガッチリ掴みました。
物販での人気メニューも絶品です。抹茶クリームが入ったロールクッキー「つじりの里」や「抹茶ばうむくーへん」などは不動の人気を誇ります。
2,000円〜5,000円台という価格設定で、絶対に失敗できないギフトとして重宝されています。
祇園辻利の抹茶パフェや人気のお土産についてまとめた記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
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日常消費に最適な片岡物産の辻利
一方で、日常的にお家や職場で楽しむなら、片岡物産が展開する辻利ブランドが圧倒的に便利かなと思います。
100本入りの「インスタント 三種の茶あわせ」や、お湯を注ぐだけの「ミルクでつくる宇治抹茶ラテ」などは、忙しい現代人のライフスタイルにぴったり寄り添ってくれます。
急須を持っていなくても、辻利というブランドの確かな味と香りをサッと手軽に味わえる利便性は、本当に魅力的ですよね。
- 祇園辻利:ギフトや特別な日の「ハレの日」向け、本格和スイーツ
- 辻利(片岡物産):オフィスや家庭での「日常消費」向け、手軽さと利便性
京都の抹茶スイーツは祇園辻利へ
もしあなたが京都を訪れて、歴史ある雰囲気の中で特別な抹茶体験をしたいと考えているなら、私は断然「祇園辻利」をおすすめします。
祇園辻利のスイーツは、単に美味しいだけでなく、京都という土地の文化的背景や、茶寮都路里での非日常的な空間体験がギュッと詰まっています。
日本の喫茶文化発祥の地と言われる「建仁寺」との繋がりも深く、境内の茶畑を保護するなど、お茶文化の精神的なルーツを大切にしている姿勢も、京都のブランドとして本当に素敵だなと感じます。
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カフェでゆっくり座る時間がない時は、祇園エリアでの食べ歩きについてまとめたガイドも役立ちます。
祇園辻利 本店の1階では、絶品の抹茶ソフトクリームがテイクアウトできますよ。
辻利と祇園辻利の違いの総まとめ
今回は、辻利と祇園辻利の違いについて、150年以上にわたる歴史的背景や運営会社、メニューに至るまで詳しく解説してきました。
似た名前でも、それぞれが異なる得意分野で日本の抹茶文化を豊かにしていることがお分かりいただけたかと思います。

| ブランド | 特徴とおすすめの利用シーン |
|---|---|
| 祇園辻利(茶寮都路里) | 京都での本格和カフェ体験、大切な方への高級な京都土産に |
| 辻利(片岡物産・銀座店など) | 銀座でのリッチな抹茶スイーツ、日常使いのスティック茶やラテに |
| 辻利兵衛本店 | デザイン性の高い、前衛的でモダンな高級抹茶ギフトに |
私たちが抹茶を楽しみたい時、それぞれのお店が完璧な形で応えてくれるように進化してくれているのは嬉しい限りですね。
ご自身のライフスタイルや目的に合わせて使い分けることで、日本が誇る宇治茶の奥深い魅力を心ゆくまで堪能してください。

※記事内でご紹介した商品価格やメニューの種類などの数値データは、あくまで一般的な目安であり、時期によって変更される場合があります。
正確な最新情報は、必ず各ブランドの公式サイト等をご確認ください。