こんにちは。京都ノオト、運営者の「MASA」です。
京都観光のハイライトとも言える、宇治の平等院鳳凰堂から清水寺への移動計画を立てている方も多いのではないでしょうか。
実はこの二つの世界遺産、地図で見ると近そうですが、直通の交通機関がなく、JR奈良線や京阪電車をどう乗り継ぐか、あるいは所要時間やタクシー料金がどれくらいかかるかなど、意外と頭を悩ませるポイントが多いのです。
特に2025年に向けて市バス206系統の混雑や運賃改定も予想される中、中書島駅での乗り換えや、宇治でのランチ、さらには荷物預かりの場所を事前に把握しておくことが、スムーズな観光の鍵となります。

記事のポイント
- コストを抑えて風情を楽しむ「京阪電車ルート」の具体的な乗り換え方法
- 時間短縮と快適さを優先する「JR+タクシー」の賢い組み合わせ
- 宇治での抹茶ランチや清水寺周辺の混雑を回避するグルメ戦略
- スーツケース等の荷物を預けて身軽に観光するためのロジスティクス
平等院鳳凰堂から清水寺への移動手段比較
まずは、移動の全体像を把握しましょう。
この区間の移動は、大きく分けて「コスト重視の京阪ルート」と「時間重視のJRルート」の2パターンがあります。
それぞれのメリットとデメリットを理解して、ご自身の旅のスタイルに合った方法を選ぶのが正解です。
2点間の距離と所要時間の目安
平等院鳳凰堂(宇治市)と清水寺(京都市東山区)は、直線距離にして約12km離れています。
京都の地理に詳しくないと「すぐ近く」と感じるかもしれませんが、実際には移動にそれなりの時間がかかります。
この区間には直通のバスや電車が存在しません。
そのため、どのようなルートを選んだとしても、最短で40分、混雑状況によっては1時間半以上かかることも珍しくありません。
特に観光シーズンは道路渋滞が激しくなるため、「移動手段の選択」がその後の観光時間を大きく左右します。
焦らず確実に移動するために、まずはリアルな所要時間を把握しておきましょう。
京阪電車と中書島駅での乗り換え

一つ目の選択肢は、京阪電車を利用するルートです。
これは「交通費を安く抑えたい」方や「車窓からの景色を楽しみたい」方に最適な方法です。
【ルートA】京阪電車ルート
京阪宇治駅 →(中書島駅で乗り換え)→ 清水五条駅 →(徒歩またはタクシー)→ 清水寺
京阪宇治駅から「宇治線」に乗り、途中の「中書島駅」で「京阪本線」に乗り換えて「清水五条駅」を目指します。
所要時間は電車に乗っている時間だけで約35〜40分です。
宇治川を渡る風景や、伏見の街並みを眺めながらの移動は、京都らしい風情があります。
注意点:清水五条駅からの坂道
清水五条駅から清水寺までは、約1.4kmの距離があり、徒歩で20〜25分ほどかかります。
特に後半の「五条坂」はきつい上り坂です。
夏場や体力に自信がない場合は、ここからタクシー(ワンメーター強)を利用するのが賢い選択です。
JR奈良線とタクシーで快適に移動

二つ目の選択肢は、JR奈良線とタクシーを組み合わせるルートです。
こちらは「時間を節約したい」方や「体力を温存したい」方に強くおすすめします。
【ルートB】JR+タクシールート
JR宇治駅 →(みやこ路快速)→ 京都駅 →(タクシー)→ 清水寺
JR宇治駅から「みやこ路快速」に乗れば、京都駅まで約17分という速さで到着します。
そこからタクシーを利用すれば、清水寺の入り口近く(坂の上)まで直接アクセス可能です。
複数人で旅行している場合、タクシー料金を割り勘にすれば、意外とリーズナブルに快適な移動が手に入ります。
バス移動は注意!206系統の混雑
京都駅に到着した後、「市バス(206系統や100系統)」で清水寺へ向かおうと考えている方は、少し警戒が必要です。
これらの路線は、京都観光のメインルートであるため、一年を通して極度の混雑が発生しています。
バス停に長蛇の列ができ、バスが来ても満員で乗れない「積み残し」が頻発します。
また、道路渋滞に巻き込まれると、予定よりも大幅に時間がかかってしまうリスクがあります。
バス利用のリスク
せっかくJRで時間を短縮しても、バス待ちで30分以上ロスしては本末転倒です。
特に土日祝日や観光シーズンは、京都駅からバスに乗ることは避けたほうが無難です。
京都駅経由のルートと料金の違い
ここで、主要な移動手段のコストと特徴を表にまとめました。
ご自身の予算とスケジュールに合わせて比較してみてください。
| 比較項目 | 京阪電車ルート | JR+タクシールート | JR+バスルート |
|---|---|---|---|
| コスト | 低(約400円前後) | 中〜高(約2,000円前後) | 低(約500円前後) |
| 所要時間 | 中(約60分) | 短(約40〜50分) | 予測不能(60〜90分) |
| 身体的負荷 | 高(坂道徒歩あり) | 低(ほぼドアtoドア) | 高(バス待ち・立位) |
| おすすめ層 | 健脚な方、街歩き派 | 効率重視、ファミリー | コスト最優先の学生 |
平等院鳳凰堂から清水寺を巡る観光戦略
移動手段が決まったら、次は現地での過ごし方です。
ランチの場所や荷物の預かり場所など、ちょっとした戦略があるだけで、旅の満足度は劇的に変わります。
宇治駅周辺のおすすめランチ情報

宇治でのランチといえば、やはり「抹茶」や「茶蕎麦」は外せません。
「平等院鳳凰堂周辺 ランチ」で検索する方も多いと思いますが、人気店は非常に混み合います。
例えば、「中村藤吉(本店・平等院店)」や「伊藤久右衛門」などは、宇治を代表するブランドですが、ランチタイムには行列が必至です。
待ち時間を短縮したい場合は、11時の開店と同時に入店するか、あるいはテイクアウトを利用して時間を有効に使うのも手です。
また、しっかり食事をとりたい方には、地鶏料理の「地鶏家 心」や、本格的な十割蕎麦が楽しめる「しゅばく」もおすすめです。
宇治でお腹を満たしてから清水寺へ向かうか、それとも移動してから清水寺周辺で食べるか、当日の混雑状況を見て柔軟に判断しましょう。
宇治のグルメ情報については、こちらの記事でも詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
決定版!京都抹茶巡りコース完全ガイド:エリア別&目的別プラン
コインロッカーと荷物預かりの場所

移動の最大の敵は「大きな荷物」です。
JR宇治駅や京阪宇治駅にもコインロッカーはありますが、数は決して多くありません。特に大型のロッカーは激戦区です。
おすすめの荷物戦略
もし行程が「京都駅発着」なら、最初から京都駅のコインロッカーに荷物を預けて、身軽な状態で宇治へ向かうのがベストです。
もし京都駅のロッカーが空いていない場合は、「ecbo cloak(エクボクローク)」などの荷物預かりシェアリングサービスを活用しましょう。
清水寺周辺のゲストハウスや店舗でも荷物を預かってくれる場所がありますので、事前にアプリで予約しておくと安心です。
清水五条駅から茶わん坂を歩く

京阪電車で「清水五条駅」に到着し、そこから徒歩で清水寺を目指す場合、ルート選びが重要です。
多くの人はメインストリートである「五条坂(清水坂)」を通りますが、ここは人通りが非常に多く、歩くだけで疲れてしまいます。
私のおすすめは、五条坂の分岐を右に進む「茶わん坂」ルートです。
こちらは比較的観光客が少なく、京焼・清水焼の店舗が並ぶ落ち着いた雰囲気の通りです。
勾配も一定で歩きやすいため、行きは「茶わん坂」で静かにアプローチし、帰りは賑やかな「三年坂(産寧坂)」を下るルートが、体力的にも精神的にも楽でおすすめです。
拝観時間とスケジュールの組み方

平等院鳳凰堂は、鳳凰堂内部の拝観が定員制・入替制になっています。
繁忙期にはチケット購入から拝観まで数時間待ちになることもあります。
そのため、午前中の早い時間(9:00前後)に宇治に到着し、最初に内部拝観の受付を済ませるのが鉄則です。
一方、清水寺は通常18:00まで拝観可能ですが、春・夏・秋には夜間特別拝観が行われる期間があります。
特に秋の紅葉シーズンなどは、宇治を夕方に出発し、日没後のライトアップに合わせて清水寺に向かうプランも素敵です。
日中の殺人的な混雑を避け、幻想的な京都の夜を楽しむことができます。
平等院鳳凰堂から清水寺巡りのまとめ
平等院鳳凰堂から清水寺への移動は、「コストと風情をとるなら京阪電車」「時間と快適さをとるならJR+タクシー」という二択が基本です。
さらに、宇治でのランチタイミングや、京都駅でのバス回避、そして清水寺への坂道攻略を組み合わせることで、疲れ知らずの完璧な観光プランが完成します。
ぜひこの記事を参考に、あなただけの素敵な「京都南部ゴールデンルート」を楽しんでくださいね。安全で楽しい旅になりますように!