こんにちは。京都ノオト、運営者の「MASA」です。
京都観光の定番といえば、やはり清水寺ですよね。
でも、地図で見ると祇園四条駅から近そうに見えるのに、実際に行こうとすると「バスは混んでいるのかな」「歩くとどれくらい時間がかかるんだろう」と迷ってしまうことはありませんか。
実は、このルートには地元の人しか知らない効率的な移動方法や、あえて遠回りをしてでも通りたい素敵な散策コースが存在します。
せっかくの京都旅行ですから、移動時間も無駄にせず、賢く楽しみたいですよね。
この記事では、あなたの旅のスタイルに合わせた最適なルートを、私の実体験を交えてご紹介します。
記事のポイント
- 徒歩、バス、タクシーそれぞれの所要時間と料金が明確にわかる
- 混雑や渋滞を回避するための賢い移動テクニックを知ることができる
- 二寧坂や産寧坂を経由する「失敗しない」観光ルートを把握できる
- 車椅子の方や高齢の方でも安心して清水寺へ行ける方法が見つかる
祇園四条駅から清水寺への行き方と時間

祇園四条駅から清水寺までの距離は、ルートにもよりますが約1.5kmから2kmほどです。
「意外と近い?」と思うかもしれませんが、清水寺は東山の斜面にあるため、後半はずっと登り坂が続きます。
ここでは、徒歩、バス、タクシーを使った場合のリアルな所要時間と、それぞれのメリット・デメリットを比較していきますね。
徒歩やバスの所要時間を徹底比較

まずは、各移動手段の「数字」を見てみましょう。ガイドブックには載っていない、待ち時間や坂道の移動を含めた「リアルな所要時間」をまとめました。
| 移動手段 | 所要時間(目安) | コスト(片道) | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 徒歩(最短ルート) | 約25〜30分 | 0円 | とにかく交通費を浮かせたい人 |
| 徒歩(観光ルート) | 約60〜90分 | 0円 | 京都の風情やお店を楽しみたい人 |
| 市バス(207系統) | 約30〜40分 | 230円 | 体力に自信があり、荷物が少ない人 |
| タクシー | 約15〜20分 | 約1,000円 | 3人以上のグループ、快適さ重視の人 |
ここで一つ注意点があります。よく「電車で行けますか?」と聞かれますが、京阪電車で隣の「清水五条駅」まで移動するのはおすすめしません。
清水五条駅から歩いても結局25分ほどかかりますし、駅のホームへ移動する手間を考えると、祇園四条駅から直接向かうのと時間はほとんど変わらないからです。
タクシー料金の目安と利用のコツ

3〜4人のグループ旅行なら、迷わずタクシーをおすすめします。
祇園四条駅から清水寺の入口付近(五条坂)までの料金目安は、道路状況にもよりますが900円〜1,200円程度です。
4人で乗れば一人当たり約250円〜300円。バス運賃(230円)とほとんど変わりません!
タクシーを利用する際のコツは、運転手さんに「五条坂(ごじょうざか)でお願いします」と伝えること。
ただし、週末や行楽シーズンは東大路通が渋滞することがあります。
その場合は、手前の「東山安井」あたりで降りて歩いたほうが、メーターも安く済みますし、結果的に早く着くことも多いですよ。
バスの乗り場と混雑回避の裏技

バスを利用する場合、祇園四条駅前の「四条京阪前」バス停から、市バス207系統(清水道・東福寺方面行き)に乗車します。
この207系統は観光のメインルートを走るため、非常に便利なんですが、同時に「最も混雑する路線」の一つでもあります。
桜や紅葉のシーズンは、満員でバスに乗れない「積み残し」が発生することも日常茶飯事です。
もしバス停に長蛇の列ができていたら、無理に並ばずにタクシーを拾うか、後ほど紹介する徒歩ルートに切り替える判断も大切です。
また、2025年以降、周辺のバス事業者で運賃改定が相次いでいます。
京都市バスも状況が変わる可能性があるので、乗車前に必ず最新の運賃を確認するようにしてくださいね。
実際の移動距離と高低差を解説

「バスに乗れば歩かなくて済む」と思っている方は要注意です。
最寄りのバス停である「清水道」や「五条坂」で降りてからも、清水寺の仁王門までは急な坂道を約10分ほど登る必要があります。
この「ラスト10分の登り坂」が意外とキツイんです。特に夏場や、着物を着ている場合は結構な体力を使います。
バス移動はあくまで「平地部分のショートカット」であり、完全に歩かずに済むわけではないということを覚えておいてください。
車椅子や高齢者に優しいアクセス

足腰に不安がある方や車椅子をご利用の方にとって、清水寺への急な坂道は大きなハードルですよね。
でも、諦める必要はありません。実は、タクシーなら一般車両が入れないエリアまで進入できる特例があるんです。
タクシーの運転手さんに「清水寺の東大手門(ひがしおおてもん)近くにある防災用駐車場まで行ってほしい」と伝えてみてください。
このルートを使えば、境内のすぐ近くまで車で行くことができ、そこからはスロープを使って本堂までスムーズに移動できます。
すべての運転手さんがこのルートを知っているわけではないので、乗車時にしっかり伝えるか、観光に慣れているMKタクシーなどを利用するのが安心です。
祇園四条駅から清水寺への徒歩観光コース

移動時間をただの移動で終わらせるのはもったいないですよね。
ここからは、移動そのものが最高のアクティビティになる、私おすすめの徒歩ルートをご紹介します。
もし午後からの観光を計画しているなら、このエリアの地理を把握しておくとスムーズです。
効率的な回り方はこちらの記事も参考にしてみてください。
京都半日観光は午後から!13時開始のモデルコース4選と混雑回避術
産寧坂を経由する王道観光ルート
私が最もおすすめするのは、八坂神社を起点にして「ねねの道」「二寧坂(二年坂)」「産寧坂(三年坂)」を通って清水寺へ向かうルートです。
- 祇園四条駅から八坂神社へ向かう
- 八坂神社の南楼門から出て「下河原通」を進む
- 風情ある石畳の「ねねの道」を歩く
- 「二寧坂」の階段を上がり、お土産屋さんを眺める
- 「産寧坂」を登り切れば、清水寺はもう目の前!
このルートは、京都の伝統的建造物群保存地区を通るため、どこを切り取っても絵になります。
「京都に来た!」という実感を一番味わえるゴールデンルートですよ。
二寧坂周辺の人気食べ歩きグルメ
このルートの醍醐味といえば、やっぱり食べ歩きですよね。二寧坂や産寧坂周辺には、話題のスイーツやグルメが目白押しです。
特に注目なのが、「スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」。
世界で初めて畳の座敷席があるスタバとして有名で、築100年以上の日本家屋でお茶を楽しめます。
また、注文してからお茶を点ててくれる日本茶専門店「GOKAGO(ゴカゴ)」の抹茶ラテや、「月下美人」の大きな炙りみたらし団子もSNSで大人気です。
祇園エリアには他にも魅力的な食べ歩きスポットがたくさんあります。
マナーを守って楽しむためにも、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。
散策の休憩に寄りたいカフェ情報
坂道を歩いていると、どうしても疲れてしまいますよね。そんな時は、無理せずカフェで一休みしましょう。
産寧坂にある「京だんご 藤菜美」は、焼きたてのみたらし団子と冷たい抹茶(洛水)のセットが絶品。
歩き疲れた体に優しい甘さが染み渡ります。また、ポップな和菓子が可愛い「伊藤軒 / SOU・SOU」は、数字カステラなど写真映えするメニューが多く、お土産選びにもぴったりです。
失敗しないランチスポットの選び方
清水寺周辺のランチ時は、どのお店も非常に混雑します。
「お腹が空いたのにお店に入れない」という事態を避けるためには、少し時間をずらすのがポイントです。
11時台の早めの時間に入店するか、あるいは食べ歩きで小腹を満たしつつ、祇園四条駅周辺まで戻ってからゆっくり食事をするのも賢い選択です。
特に桜や紅葉のシーズンは、事前予約が可能なお店なら予約をしておくのが無難でしょう。
祇園四条駅から清水寺への旅を楽しもう
祇園四条駅から清水寺へのアクセスは、単なる移動ではなく、京都の魅力を凝縮した体験そのものです。
効率重視ならタクシー、節約ならバス、そして京都らしさを満喫するなら徒歩ルートと、その日の天気や体調、一緒に回るメンバーに合わせて最適な方法を選んでください。
特に二寧坂・産寧坂のルートは、急な階段や坂道もありますが、それを補って余りある素晴らしい景色と出会いが待っています。
「転ぶと三年以内に死ぬ」なんて怖い伝説もありますが、これは「それくらい気をつけて歩きなさい」という昔の人の教え。
足元には十分気をつけて、素敵な京都のひとときを楽しんでくださいね!