こんにちは。京都ノオト、運営者の「MASA」です。
京都観光の鉄板スポットである嵐山ですが、車で行くとなると途端にハードルが上がると感じている方も多いのではないでしょうか。
特に紅葉のシーズンや連休などは、交通規制による通行止めや想像を絶する渋滞、さらには駐車場の満車地獄など、ドライバーを悩ませる要素がてんこ盛りです。
せっかくのデートや家族旅行なのに、車の中でイライラして終わってしまうのは本当に避けたいですよね。
私自身も何度も嵐山の渋滞にはまり、高い授業料を払ってようやく快適なルートや穴場の駐車場を見つけることができました。
今回は、そんな経験から導き出した、現地を知る人間だからこそわかるリアルな攻略法をお伝えしたいと思います。

記事のポイント
- 嵐山エリア特有の複雑な交通規制と通行止めのパターン
- 最大料金の罠を避けて安く停められる駐車場の探し方
- 京都南ICを使わない渋滞回避の裏ルートとパークウエイ活用術
- 車でのアクセスでも失敗しないランチ選びとデートプラン
嵐山へ車で行く場合の交通規制と駐車場攻略法
車で嵐山を目指すとき、最初にぶつかる壁が「道が狭い上に規制が多い」という点です。
ナビ通りに進んだはずなのに一方通行で戻れなくなったり、目の前の駐車場が空いているのに入れないなんてことも珍しくありません。
ここでは、嵐山特有の道路事情と、賢く車を停めるための具体的なテクニックについて深掘りしていきます。
嵐山の通行止めや交通規制の時期と時間

嵐山のメインストリートである「長辻通(ながつじどおり)」は、基本的に「車で走る場所ではない」と考えた方が無難です。
特に土曜・日曜・祝日の10:00〜17:00の間は、渡月橋から北に向かって一方通行の規制が敷かれます。これ、実はめちゃくちゃ厄介なんです。
一度渡月橋を渡ってメインエリアに入ってしまうと、Uターンして戻ることができません。
そのまま北側の清涼寺方面へ抜けざるを得なくなり、「駐車場がいっぱいだから引き返そう」という判断ができなくなります。
まさに「入ったら出られない袋小路」のような状態になってしまうんですね。
さらに注意が必要なのが、紅葉シーズン(11月)やゴールデンウィークなどの繁忙期です。
この時期は平日でも一方通行規制が行われたり、混雑がピークになる日には「歩行者用道路」として車両が完全に通行止めになることもあります。
こうなると、エリア内の駐車場に車を停めている場合、規制が解除される夕方まで出庫できなくなるリスクすらあります。
ここに注意
11月中旬などの超繁忙期は、13:00〜17:00の間、長辻通が完全に車両通行止めになる可能性があります。
この時間帯にかかる場合は、エリア外への駐車を強くおすすめします。
嵐山の駐車場で安い場所や穴場を探すコツ

嵐山のコインパーキングは、渡月橋に近づけば近づくほど料金が跳ね上がります。
メインストリート沿いの駐車場だと、1時間停めるだけで1,000円以上かかることもザラですし、何より恐ろしいのが「特定日の最大料金適用除外」です。
看板に大きく「最大料金1,500円」と書いてあっても、小さく「土日祝・特定日を除く」と書いてあるパターンですね。
これを見落として長時間停めてしまい、出庫時に数千円、時には1万円近い請求額を見て青ざめる…なんて悲劇は絶対に避けたいところ。
狙い目は、メインエリアから少し離れた場所です。具体的には、渡月橋の北側、JR嵯峨嵐山駅周辺や清涼寺(釈迦堂)方面まで行くと、相場がガクッと下がります。
徒歩で10分〜15分ほど歩くことになりますが、嵐山の街並みを散策しながら移動できるので、そこまで苦にはなりません。
| エリア | 料金相場(目安) | 特徴 |
|---|---|---|
| 天龍寺・渡月橋周辺 | 30分 300円〜 (上限なしの場合あり) | 一番高い。渋滞に巻き込まれやすく、満車率も高い。 |
| 阪急嵐山駅周辺(南側) | 30分 200円〜 最大800円〜1,200円 | 比較的安いが、渡月橋を渡る渋滞のリスクがある。 |
| JR嵯峨嵐山駅・北側 | 60分 200円〜 最大500円〜1,000円 | コストパフォーマンス良し。北側からのアクセスなら規制も避けやすい。 |
混雑回避には駐車場の事前予約がおすすめ

私が嵐山へ車で行く友人に必ずアドバイスしているのが、「駐車場の予約」です。
今は「akippa(アキッパ)」や「特P」、「タイムズのB」といったサービスを使えば、事前にスマホで駐車場を確保できます。
これには2つの大きなメリットがあります。1つは「駐車場探しの時間をゼロにできる」こと。狭い路地を徐行しながら空きを探すストレスから解放されます。
もう1つは「料金が確定している」こと。予約制駐車場は、当日現地で料金が変動することがないため、繁忙期でも安心して利用できます。
中には、一般の民家の空きスペースを貸し出しているような場所もあり、相場よりもかなり安く停められることも多いです。
「鹿王ガレージ」や「嵯峨天龍寺角倉町」あたりの予約物件は、立地もよくて個人的にかなり重宝しています。
大阪や名古屋から嵐山へのアクセスルート
遠方から来る場合、カーナビの推奨ルートを鵜呑みにすると痛い目を見ることがあります。
特に注意したいのが高速道路のインターチェンジ選びです。
名古屋方面から来る場合、多くのナビは「京都東IC」や「京都南IC」を案内しますが、ここは京都市内でも屈指の渋滞ポイント。
下道に降りてから嵐山にたどり着くまで、信号と渋滞で1時間以上かかることもザラです。少し遠回りになっても、京都縦貫自動車道を利用するのが賢明です。
大阪方面からなら、名神高速から大山崎JCTを経由して京都縦貫道に入り、「大原野IC」や「沓掛IC」で降りるルートがおすすめ。
これだと京都市内の混雑エリアを西側からパスして、スムーズに嵐山へアプローチできます。
嵐山高雄パークウエイで渋滞を避ける方法

そして、知る人ぞ知る「裏技」的なルートが、「嵐山-高雄パークウエイ」を使う方法です。
これは嵐山と北側の高雄エリアを結ぶ有料道路(普通車1,800円)なのですが、これを単なる観光道路ではなく「抜け道」として使うんです。
具体的には、京都市内の北側から回り込んで「高雄口」ゲートから入り、南下して「嵐山・清滝口」へ抜けるルートをとります。
これなら、渡月橋周辺の地獄のような渋滞を完全に回避して、嵐山の北側エリア(比較的空いているエリア)に直接アクセスできます。
通行料はかかりますが、渋滞でガソリンと時間を浪費することを考えれば、十分に元は取れます。
しかも、途中の保津峡展望台からの景色は絶景ですし、ドッグランやバーベキューコーナーもあるので、移動自体をレジャーにしてしまえるのも魅力ですね。
お得情報
JAF会員証の提示や、公式サイトにあるクーポンの利用で通行料が割引になる場合があります。事前にチェックしておきましょう。
嵐山へ車で行く人が楽しむランチやデートコース
無事に車を停められたら、あとは思いっきり嵐山を楽しむだけです。
ただ、車だからこそのメリットもあれば、逆に制約が出てくる場面もあります。
ここでは、車利用であることを前提とした、満足度の高いランチ選びやモデルコースをご提案します。
駐車場ありのランチができるお店の選び方
正直に言います。嵐山の人気店で「専用駐車場完備」のお店を探すのは、かなりハードルが高いです。
あったとしても数台分ですぐに埋まってしまいます。「吉兆」のような高級料亭なら話は別ですが、一般的なランチのために駐車場付きのお店にこだわると、選択肢が極端に狭まってしまいます。
正解は、「確保した拠点駐車場から徒歩圏内のお店を予約する」ことです。車は一度停めたら動かさず、徒歩で移動するのが一番効率的です。
特にランチタイム(11:30〜13:30)はどこも行列ができるので、事前に「篩月(しげつ)」のような精進料理店や、リバーサイドのレストランを予約しておくのがスマートです。
もしどうしても「店の目の前に停めたい」という場合は、中心部から少し離れますが、松尾大社近くの「天ぷら 松」や、トロッコ嵯峨駅周辺のお店なら、比較的車でのアクセスがしやすいですよ。
嵐山へ日帰りドライブする際の所要時間

嵐山の主要スポットを回るなら、滞在時間は4時間〜6時間を見ておくと良いでしょう。
例えば、渡月橋と天龍寺、竹林の小径をサクッと回るだけなら3時間ほどでも可能ですが、食事をしたり、お土産を見たり、少し奥の「奥嵯峨(鳥居本)」エリアまで足を伸ばすなら半日は必要です。
車利用の場合、帰りの渋滞も計算に入れる必要があります。夕方16:00〜18:00頃は、帰宅する車で周辺道路が激しく混み合います。
私の経験上、この時間を避けるために「早朝(8時〜9時)に到着して14時頃に帰る」か、逆に「お昼過ぎに到着してライトアップや夕食を楽しんでから20時頃帰る」という時間差作戦が有効です。
カップルにおすすめの車デートプラン
車デートなら、電車では行きにくい場所を組み合わせるのがポイントです。私のおすすめプランはこちら。
- 10:00迄に到着:事前に予約しておいた駐車場(天龍寺北側などが便利)に車をイン。
- 散策&ランチ:竹林の小径やキモノ・フォレストを着物で散策。ランチは予約しておいたお店で。
- パークウエイへ:午後は人混みを離れて「嵐山-高雄パークウエイ」へドライブ。小倉山展望台から保津峡を眺めながら二人きりの時間を。
- カフェタイム:パークウエイ内や高雄エリアのカフェでひと休み。
- スマートに帰宅:夕方の渋滞ピーク前に、高雄側から京都市内へ抜けて帰路へ。
このルートなら、嵐山の賑わいと、ドライブウェイの静けさの両方を楽しめます。
特に展望台からの景色はロマンチックなので、デートにはもってこいですよ。
混雑時はパークアンドライドが賢い選択
「どうしても渋滞が嫌だ」「運転に自信がない」という方には、パークアンドライドという手があります。
これは、嵐山の手前にある駅周辺に車を停めて、そこから電車で嵐山入りする方法です。
おすすめは、JR嵯峨野線の「太秦(うずまさ)駅」や「花園駅」、あるいは阪急嵐山線の「桂駅」や「松尾大社駅」周辺です。
このあたりのコインパーキングなら、嵐山中心部より安いですし、満車のリスクも低いです。そこから電車に乗れば、わずか数分〜十数分で嵐山駅に到着します。
特に11月の行楽シーズンは、車で突っ込んでも動かなくなるだけなので、このパークアンドライドが最強の時短テクニックになることも多いですね。
2025年の嵐山観光で注意すべきポイント
2025年は大阪・関西万博が開催されることもあり、関西全域で観光客が激増すると予想されています。
嵐山も例外ではなく、インバウンド(訪日外国人)の需要回復と合わせて、過去最高レベルの混雑になるかもしれません。
これまで以上に「予約」の重要性が高まります。駐車場の予約は、旅行が決まった瞬間に押さえるくらいのスピード感が必要です。
また、嵐山-高雄パークウエイのような有料道路も、迂回路としての価値がさらに高まるでしょう。
ちなみに、パークウエイでは2025年の元旦に早朝6:30からの営業を実施するなど、イベント対応も強化されているようです。
最新の規制情報や営業時間は、公式サイトでこまめにチェックしておくことを強くおすすめします。
結論:嵐山へ車で行くなら事前の計画を
結論として、嵐山へ車で行くことは不可能ではありませんが、「無計画で行くと痛い目を見る」場所であることは間違いありません。
- 駐車場の事前予約(akippaなどの活用)
- 混雑する時間帯(10:00-17:00)の規制把握
- 北側ルートやパークウエイの活用
この3点を押さえておけば、渋滞のストレスを最小限に抑えて、嵐山の美しい風景や美味しい食事を存分に楽しむことができます。
ぜひ、賢い準備をして、素敵なドライブ旅行にしてくださいね。
※本記事の情報は執筆時点のものです。交通規制や料金等の最新情報は、必ず公式サイトや現地の案内をご確認ください。