旅行ガイド

清水寺へ車で行く前に!駐車場予約と渋滞回避の絶対ルール

2026年1月6日

こんにちは。京都ノオト、運営者の「MASA」です。

京都観光の代名詞とも言える清水寺。せっかくの旅行だから、家族やパートナーと車で快適に移動したいと考えるのは自然なことですよね。

でも、ちょっと待ってください。「とりあえずナビをセットして向かえばなんとかなる」と思って出発しようとしていませんか?

実は、清水寺周辺の車アクセスは、京都の中でもトップクラスに難易度が高いエリアなんです。

「駐車場がどこも満車で停められない」「細い道に入り込んでしまって動けない」「無料だと思っていた場所が閉鎖されていた」……そんなトラブルで、楽しいはずの旅行が台無しになってしまうケースを何度も見てきました。

この記事では、現地を徹底的にリサーチした私が、清水寺へ車で向かう際のリスクと、それを回避するための具体的な戦略を包み隠さずお話しします。

事前に知っておくだけで、当日のスムーズさが劇的に変わるはずです。

記事のポイント

  • 清水寺周辺の「無料駐車場」に関する残酷な現実
  • 渋滞に巻き込まれないための到着時間と通行規制の知識
  • 公営駐車場が繁忙期に「使えない」理由と対策
  • 予約システムやパークアンドライドを活用した賢いアクセス術

清水寺へ車で行く前に知るべき混雑と規制

混雑する京都の街中の写真の上に大きく「待った!」という文字。「清水寺周辺は車でのアクセスが困難」「行き当たりばったりは通用しない」という警告メッセージ。

まず最初に、厳しい現実をお伝えしなければなりません。清水寺周辺の道路事情は、皆さんが想像している以上に複雑で過酷です。

特に観光シーズンや週末は、車で近づくこと自体がリスクになり得ます。

京都全体の道路事情についても言えることですが、古い街並みが残るエリアほど道は狭く、逃げ場がありません。

まずは現地のリアルな状況を把握し、「敵を知る」ことから始めましょう。

車での京都観光全体に共通する注意点については、こちらの記事(京都観光は車が正解?渋滞と駐車場まで徹底解説)でも詳しく触れていますので、併せて参考にしてみてください。

清水寺周辺に無料の駐車場は存在しない

「少し歩いてもいいから、どこか無料の駐車場はないかな?」と探されている方もいるかもしれません。

しかし、結論から申し上げます。清水寺周辺に、観光客が利用できる無料駐車場は存在しません。

このエリアは京都でも屈指の地価が高い場所であり、駐車スペースの需要が供給を圧倒的に上回っています。

インターネット上の古い情報や、不確かな噂を信じて「無料」を探し回るのは、貴重な観光時間を浪費するだけで終わってしまう可能性が極めて高いです。

「無料駐車場は存在しない」「公営駐車場は繁忙期に閉鎖」「周辺コインパーキングは常に満車」という3つの事実を示した図解。

ここがポイント

無料駐車場を探してウロウロする時間(機会損失)を考えれば、最初から有料駐車場や予約駐車場を利用する方が、トータルのコスパは圧倒的に良くなります。

渋滞と混雑を避けるなら早朝到着が鉄則

清水寺周辺の渋滞メカニズムはシンプルです。主要道路である「東大路通」と「五条通(国道1号線)」が交差する「東山五条」交差点を中心に、観光バス、タクシー、自家用車が集中することで発生します。

特に春の桜や秋の紅葉シーズン、そして連休中は、東大路通が数キロにわたって動かなくなることも珍しくありません。

駐車場を探す以前に、現地にたどり着くことすら困難になるのです。

これを回避する唯一にして最強の手段は、「早朝に到着すること」です。清水寺は早朝6時から開門しています。

朝6時〜7時台であれば、道路も駐車場も比較的空いており、清々しい空気の中で参拝できます。

9時を過ぎると観光バスが到着し始め、状況は一変すると覚えておいてください。

五条坂の通行止めと交通規制に注意

車で清水寺へ向かう際、多くのナビが案内するのが「五条坂」や「茶わん坂」を通るルートです。

しかし、これらの参道は特定の期間や時間帯に車両進入禁止の規制がかかることがあります。

特に土日祝日や観光シーズンは、五条坂が観光バスやタクシー専用になったり、一方通行の向きが変わったりと、変則的な運用が行われることが多々あります。

カーナビのデータが追いついていないケースも多く、「ナビ通りに進んだら警察官に止められた」という話もよく耳にします。

注意点

現地の規制看板や誘導員の指示は絶対です。無理に進入しようとすると、交通違反になるだけでなく、人波の中での事故リスクも高まります。

公営駐車場は繁忙期に利用不可の罠

ガイドブックやナビでよく表示される「京都市清水坂観光駐車場」。

清水寺に一番近く、公営だから安心だと思って目的地に設定する方が多いのですが、ここには大きな落とし穴があります。

実はこの駐車場、観光シーズンや土日祝日などの繁忙期は、バス・タクシー専用となり、自家用車の受け入れを停止してしまうのです。

「現地に行けばなんとかなるだろう」と思ってここを目指し、入口で「満車」ではなく「駐車不可」を告げられ、途方に暮れる……。

これは清水寺へのドライブで最も避けるべき失敗パターンです。自家用車で行く場合は、この駐車場を最初から当てにしない方が賢明です。

車でのアクセスで避けるべき危険なルート

清水寺周辺、特に五条坂や茶わん坂は、急な勾配があり、かつ道幅が非常に狭いのが特徴です。

歩道が整備されていない区間も多く、車道のすぐ横(あるいは車道上)を多くの観光客が歩いています。

一度これらの参道に入り込んでしまうと、Uターンできるスペースはほぼありません。

渋滞で動かない車の列のイラストと、五条坂への進入禁止・Uターン禁止を示す標識の図解。「唯一の回避策は朝6時〜7時台」というアドバイス。

もし駐車場が満車だった場合、人混みをかき分けるように徐行しながら、何もせずにただ通り抜けるだけの「苦行」を強いられることになります。

運転に自信がない方や、大型のミニバンなどに乗っている方は、無理に参道奥まで車で乗り入れようとせず、東大路通や五条通沿いの広い通りにある駐車場を利用するのが安全策です。

清水寺に車で安く確実に停める予約と裏技

鍵(キー)のアイコンイラスト。「ご安心ください。正しい戦略を知っているだけで、この難関はクリアできます」というメッセージ。

ここまでネガティブな情報ばかりお伝えしてしまいましたが、安心してください。

正しい戦略さえ持っていれば、車での清水寺アクセスは十分に可能です。ここからは、私が実践している具体的な攻略法をご紹介します。

駐車場予約アプリで確実に車室を確保

現代の京都観光において、最もスマートな手段が「駐車場の事前予約」です。

akippa(アキッパ)や特P、B-Timesといったサービスを使えば、到着前に確実に車室を確保できます。

予約の最大のメリットは、「駐車場探しのうろつき運転が不要になること」「料金が事前に確定すること」です。

現地で空きを探すストレスから解放されるだけで、旅行の質は格段に上がります。

スマートフォンの地図アプリ画面で駐車場を「予約済」にしているイメージ。akippaや特Pなどのロゴと共に、事前予約によるメリット(確実な確保、料金確定)を説明した図。

駐車場名(例) 徒歩 特徴とメリット
NTTル・パルク清水二丁目第1 約4分 立地は最強クラス。予約枠があれば即確保したい場所。
東山区玉水町ガレージ 約9分 個人宅の空きスペース活用などで、相場より安く借りられることも。
タイムズ東山五条第3 約14分 坂の下エリア。少し歩くが、運転しやすく料金も抑えめ。

特に「NTTル・パルク清水二丁目第1」などは、通常料金だと時期によっては高額になることもありますが、予約サービス経由なら料金が固定されるケースもあり、安心料として考えても非常に合理的です。

山科駅からのパークアンドライドが賢い

「どうしても清水寺の目の前まで車で行きたい」というこだわりがなければ、「パークアンドライド」が最強の選択肢になります。

私が特におすすめするのは、「山科駅」周辺に車を停める作戦です。

渋滞する京都市内(清水寺周辺)を避け、手前の山科駅に駐車して公共交通機関で移動するパークアンドライドの概念図。

山科駅は京都東インターチェンジからすぐの場所にあり、京都市内の激しい渋滞エリアに入ることなくアクセスできます。

駅周辺にはコインパーキングが多く、料金も清水寺周辺の半額以下(24時間最大600円〜1,300円程度)で済むことが多いです。

おすすめルート

山科駅に駐車 → JRで京都駅へ(1駅5分) → バスまたはタクシーで清水寺へ
もしくは、山科駅からタクシーで直接清水寺へ(約2,000円程度)。複数人ならタクシーが早くて快適です。

京都東ICから山科駅へ駐車し、そこからJRまたはタクシーで清水寺へ向かう詳細ルートマップ。清水寺周辺に停める場合と比べた料金の安さや所要時間を図解したもの。

車椅子利用なら防災道路の許可が必要

足腰の弱い高齢者の方や、車椅子を利用されるご家族がいる場合、「遠くの駐車場から歩く」というのは現実的ではありませんよね。

実は清水寺には、一般車両通行禁止のエリアを通行できる「防災道路」が存在します。

ただし、これを利用するには手順が必要です。

  1. 五条坂・清水坂を上がり、「経書堂(きょうかくどう)」の分岐点へ向かう。
  2. 警備員またはインターホンで「車椅子利用者が同乗している」旨を申告する。
  3. 許可が得られれば、本堂裏手や車椅子用トイレ付近まで乗り入れが可能。

重要なのは、これは基本的に「通行・乗降の許可」であり、長時間駐車できるわけではないという点です。

同乗者を降ろした後は、運転手さんが車を近隣の駐車場へ移動させる必要があります。

車椅子マークとタクシーマーク。車椅子利用時の防災道路通行許可の手順と、タクシー利用時の降車位置や料金目安をまとめたスライド。

事前の計画と連携が不可欠ですので、ご注意ください。

※情報は変更される可能性があるため、必ず事前に公式サイト等で最新の対応をご確認ください。

タクシー利用時に降りる場所と料金目安

自家用車を少し離れた場所に停めて、ラストワンマイルをタクシーで移動するのも賢い方法です。ただし、混雑時はタクシーも規制の影響を受けます。

  • 通常時:清水坂の途中や茶わん坂の上まで入れることもあります。
  • 混雑時:五条坂の入口(東大路通)での降車になることが多いです。

五条坂の入口から清水寺までは、大人の足で徒歩10分〜15分ほどの登り坂です。

それでも、駐車場を探してさまようよりはずっとスムーズです。

京都駅から清水寺までのタクシー料金は、概ね1,500円〜2,000円程度を見ておけば良いでしょう。

4人で乗ればバスと変わらないコストで移動できますよ。

清水寺への車移動を快適にする戦略まとめ

最後に、清水寺への車アクセスを成功させるための戦略をまとめます。

優先順位順に並んだToDoリスト。1.駐車場予約、2.パークアンドライド、3.早朝到着。「行き当たりばったりをやめ、賢い事前準備を」という結びのメッセージ。

  • 最優先:駐車場予約アプリで、徒歩圏内の車室を確保する。
  • 次善策:山科駅周辺に停めて、タクシーか電車で向かう(パークアンドライド)。
  • 回避策:混雑する土日祝の日中は避け、早朝6時〜7時台を狙う。
  • 裏技:車椅子ユーザーがいる場合は、防災道路の利用を検討(要・運転手の回送)。

「行き当たりばったり」をやめて、事前準備をしっかり行うこと。

これだけで、京都旅行の思い出は「渋滞で疲れた」から「スムーズで楽しかった」に変わります。

もし清水寺だけでなく、近くの八坂神社などにも足を伸ばそうと考えているなら、こちらの記事(八坂神社の所要時間を解説!目的別コースと混雑回避)も参考にして、効率的なルートを組んでみてくださいね。

皆さんの京都ドライブが、安全で素敵なものになりますように!

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