こんにちは。京都ノオト、運営者の「MASA」です。
京都観光のハイライトとも言える清水寺から祇園への移動ですが、この区間は単なる移動ではなく京都らしさがギュッと詰まったゴールデンルートであることをご存じでしょうか。
地図アプリで検索するとバスやタクシーの経路も出てきますが、実際の距離感や徒歩での所要時間、そして道中の食べ歩きやランチスポットなどの情報は意外と分からないものです。
せっかくの京都旅行で移動手段の選択を間違えて時間をロスしたり疲れてしまったりするのは避けたいですよね。
今回は私が実際に歩いて感じた現地のリアルな情報をもとに、失敗しないためのルート選びと楽しみ方を徹底的に解説します。

記事のポイント
- 徒歩とバスやタクシーを利用した場合のメリットとデメリットの比較
- 実際の観光にかかる所要時間と距離の目安
- 食べ歩きやランチにおすすめの立ち寄りスポット
- 車椅子での移動や荷物預かりに関する注意点
清水寺から祇園への移動手段比較
清水寺から祇園(八坂神社周辺)までは、直線距離にして約1.5kmほどの道のりです。
地図上では近く見えますが、京都特有の「混雑」や「地形」を考慮しないと、思わぬ落とし穴にはまることもあります。
まずは、徒歩、バス、タクシーそれぞれの特徴を比較して、あなたにぴったりの移動手段を見つけましょう。
徒歩での所要時間と距離の目安
結論から言うと、この区間は「徒歩」での移動が最もおすすめです。
地図アプリなどで検索すると「徒歩19分〜20分」と表示されることが多いですが、これは信号待ちや人混み、坂道を考慮しない単純な理論値に過ぎません。
実際には、観光客で賑わう参道を歩くため、普通に歩くだけでも30分以上はかかります。
さらに、後ほど紹介するような魅力的なお店に立ち寄ったり、写真撮影を楽しんだりすることを考えると、実質的な所要時間は60分〜90分を見込んでおくのが正解です。
徒歩移動のポイント
移動そのものが観光アクティビティになります。
京都の情緒を肌で感じたいなら、迷わず徒歩を選びましょう。
バス移動の混雑状況とバス停
「歩くのは疲れそうだからバスで」と考える方も多いですが、実はこのエリアのバス移動には大きなリスクがあります。
主要な移動手段となる京都市バス(206系統、207系統など)が走る東大路通は、京都屈指の渋滞ポイントだからです。
特にガイドブックでよく紹介される「207系統」は、観光シーズンや週末になると超満員になることが日常茶飯事です。
最寄りの「清水道」や「五条坂」のバス停に着く頃には既に満員で、バスが来ても乗車できずに通過されてしまうということも珍しくありません。
バス利用の注意点
バス待ちの時間や渋滞を考慮すると、結果的に徒歩よりも時間がかかるケースが多々あります。
体力温存を最優先する場合以外は、あまりおすすめできません。
タクシー料金の目安とメリット
意外と知られていないのが、タクシーのコストパフォーマンスの良さです。
清水寺から祇園までは距離が短いため、渋滞していなければ料金は600円〜800円程度で収まることが多いです。
もし3〜4人のグループや家族で旅行しているのであれば、1人あたりの料金はバス運賃(230円)よりも安くなる計算になります。
ただし、流しのタクシーを捕まえるのが難しいタイミングもあるため、配車アプリを活用するか、五条坂などの大通りまで出る必要があります。
雨の日や、どうしても歩きたくない時には最強の味方になってくれるでしょう。

| 移動手段 | 所要時間(目安) | 費用(目安) | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 徒歩 | 20〜90分 | 0円 | ★★★★★ |
| タクシー | 5〜15分 | 約600〜800円 | ★★★★☆ |
| バス | 15〜30分 | 230円 | ★★☆☆☆ |
逆ルートでの移動は坂がきつい
ここで一つ、非常に重要なポイントをお伝えします。
それは「清水寺から祇園へ向かう」のが黄金ルートであり、その逆は避けたほうが無難だということです。
清水寺は標高約100m〜130mの山の中腹に位置していますが、祇園(八坂神社)周辺は標高約50mの平地にあります。
つまり、清水寺から祇園へ向かうルートはずっと「下り坂」なのですが、逆ルート(祇園から清水寺)はずっと「登り坂」を歩くことになるのです。

特に夏場の京都の暑さや、着物をレンタルしての散策を考えている場合、この登り坂は想像以上に体力を消耗します。
楽に観光を楽しみたいなら、必ず「清水寺スタート」で計画を立てましょう。
清水寺から祇園の散策コース詳細
それでは、ここからは実際に歩く際のおすすめ散策コースを具体的に解説していきます。
単に最短距離を行くのではなく、京都らしい風情を感じられるスポットを経由するルートです。
モデルコースの地図と見どころ
私がおすすめする鉄板ルートは以下の通りです。
- 清水坂(松原通): お土産屋さんが並ぶ賑やかなメインストリート
- 産寧坂(三年坂): 転ぶと大変?な伝説がある石段と町並み
- 二寧坂(二年坂): 大正ロマンを感じるフォトジェニックな通り
- ねねの道・石塀小路: 静寂と石畳が美しいエリア
- 八坂神社・祇園: ゴール地点

このルート上には、数え切れないほどの見どころがあります。
産寧坂から見える「八坂の塔」は、まさに京都を象徴する風景ですので、ここで記念撮影をするのを忘れないでくださいね。
このルート周辺のより詳細な観光情報は、清水寺から八坂神社へ徒歩で楽しむ!完璧観光ルートガイドでも解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
産寧坂周辺の人気食べ歩きグルメ
清水寺の仁王門を出てすぐの清水坂から産寧坂にかけては、誘惑の多いグルメゾーンです。
まずチェックしたいのが「京ばあむ 清水店」です。
ここでは食べ歩き用の「京ばあむソフト」が人気で、八ッ橋をスプーン代わりにして食べるスタイルが京都らしくて素敵です。
また、日本茶専門店の「GOKAGO(ゴカゴ)」では、目の前で点ててくれる濃厚な抹茶ラテや、抹茶ドーナツが楽しめます。
甘いものだけでなく、醤油の香ばしい匂いがたまらない「みたらし団子」のお店も点在しています。
「梅園」や「京だんご 藤菜美」などは、歩き疲れた体に染み渡る美味しさですよ。
二寧坂のスタバなどカフェ情報
産寧坂を下りて二寧坂に入ると、少し落ち着いた雰囲気になります。
ここで絶対に立ち寄りたいのが、「スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」です。
築100年以上の日本家屋を改装したこの店舗は、世界で唯一「畳の座敷」でコーヒーが飲めるスタバとして知られています。
入り口には暖簾がかかっていて、一見するとスタバだとは気づかないほど街に溶け込んでいます。
店内は一方通行になっており、混雑時は並ぶこともありますが、その価値は十分にあります。

他にも、老舗豆腐店「総本家 ゆどうふ 奥丹清水」の店先で売られている「とうふまんじゅう」は、ヘルシーで小腹満たしにぴったりです。
祇園エリアのおすすめランチ
散策を終えて祇園に到着する頃には、ちょうどお腹が空いてくる時間かもしれません。
祇園というと「一見さんお断り」や「超高級」なイメージがあるかもしれませんが、ランチタイムならリーズナブルに楽しめるお店もたくさんあります。
例えば、「京ゆば三田久」では京都名物の湯葉料理をカジュアルに楽しめますし、お肉が好きなら「祇園 牛禅」ですき焼きやしゃぶしゃぶをお手頃価格で味わうことができます。

もう少し京都らしい雰囲気を味わいたいなら、町家を改装したイタリアン「スコルピオーネ祇園」や、カウンターで頂く割烹スタイルの「祇園 静水香」なども良いでしょう。
人気店は予約が必須な場合も多いので、事前にチェックしておくことをおすすめします。
もし、祇園で「何を食べようか迷う」「もっと色々な情報を知りたい」という方は、祇園・河原町観光の決定版!モデルコースとグルメ情報もチェックしてみてください。
また、せっかくなら京都らしいお漬物をたっぷり食べたいという方には、京都の漬物食べ放題ランチ人気3店比較の記事で紹介しているお店もランチの有力候補になるはずです。
車椅子での移動や荷物預かり
最後に、バリアフリーや荷物についての重要な情報です。
正直にお伝えすると、今回ご紹介した「産寧坂・二寧坂」を経由する徒歩ルートは、車椅子やベビーカーでの移動は極めて困難です。
急な石段が続くため、物理的に通過できない箇所があります。
車椅子を利用される場合は、清水寺から「五条坂」などの車道まで下り、そこからタクシーを利用して祇園へ向かうのが唯一の現実的なルートとなります。

荷物はどうする?
スーツケースを持ってこの人混みと坂道を歩くのは「修行」に近い行為です。
必ず京都駅や祇園四条駅のコインロッカー、または手荷物預かりサービスを利用して、手ぶらで散策するようにしましょう。
清水寺から祇園観光のまとめ
今回は清水寺から祇園への移動について解説しました。
このルートは単なる移動区間ではなく、京都の魅力を凝縮した素晴らしい体験ができる場所です。
最後にポイントを整理しておきます。

- 移動は「徒歩」が断然おすすめ(所要時間は60〜90分見ておく)
- 必ず「清水寺→祇園」の下りルートを選ぶこと
- バスは混雑で乗れないリスクがあるため要注意
- 石段が多いため、歩きやすい靴と身軽な格好で
ぜひ、このゴールデンルートをゆっくりと歩いて、あなただけの京都の風景を見つけてくださいね。