ローカル案内 京都グルメ

錦市場の夜は楽しい?閉店後のご飯や飲み歩きスポットを徹底紹介

2025年12月23日

多くの人で賑わう昼間の錦市場と、シャッターが閉まり静まり返った夜の市場の対比写真。「錦市場の夜は終わらない?常識を覆す、もうひとつの顔」というタイトル文字。

こんにちは。京都ノオト、運営者の「MASA」です。

京都の台所として有名な錦市場。

「せっかく京都に来たんだから、夜ご飯も錦市場で食べ歩きしたい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。

でも、ガイドブックを見ても夜の情報が少なくて、「本当にお店は開いているの?」「夜に行っても楽しめるのかな?」と不安になりますよね。

実は、錦市場の多くのお店は夕方には閉まってしまうのですが、夜だからこそ楽しめる「通」なスポットや、市場のすぐそばにある「裏錦」と呼ばれるディープなエリアが存在するんです。

この記事では、夜の錦市場を120%楽しむためのリアルな情報を、私の実体験を交えてご紹介します。

記事のポイント

  • 夜の錦市場で営業している貴重な飲食店とその特徴
  • 100円からお酒が飲める屋台村や立ち飲みスポットの実態
  • 市場のすぐ近くにある「裏錦」エリアの隠れた名店情報
  • デートや一人飲みなどシーン別に使える夜のモデルコース

錦市場の夜は営業中?食べ歩きの実態と閉店時間

「錦市場に行けば、夜市みたいに食べ歩きができるはず!」と思って行ってみたら、真っ暗でびっくりした……なんてことにならないように、まずは錦市場の「夜のリアル」をお伝えしますね。

基本的に「昼の商店街」であるこの場所ですが、実はシャッターが閉まった後でも、そこにはポツリポツリと明かりが灯る、知る人ぞ知る「夜の顔」があるんです。

ここでは、夜でも確実に営業していて、しかも京都らしい食事やお酒を楽しめる市場内のお店を厳選してご紹介します。

錦市場の夜ご飯は閉店時間に注意して楽しもう

まず、一番大事なことからお伝えしますね。錦市場の多くのお店は、夕方18時頃には閉店してしまいます。

台湾の夜市のような、深夜まで屋台がずらりと並んでいる光景をイメージしていると、少し肩透かしを食らってしまうかもしれません。

でも、がっかりするのはまだ早いです!

市場全体としては閉まるのが早いですが、飲食店として営業している一部のお店は、夜20時や22時頃まで明かりを灯しています。

静まり返った市場の中で、提灯の明かりに誘われてお店に入る……この独特の雰囲気こそが、夜の錦市場の醍醐味なんです。

昼間の大混雑が嘘のように静かで、ゆっくりと京都の夜を感じることができますよ。

シャッターが閉まった静かな夜のアーケードを歩くカップルの写真。「夜の錦市場は真っ暗…?」という疑問に対し、静寂の中に灯る明かりの魅力を伝えるスライド。

注意点
多くのお店は18時に閉まりますが、夜営業のお店でも「ラストオーダー」が早まることがあります。

お目当てのお店がある場合は、時間に余裕を持って19時前には到着しておくのが安心です。

夜の食べ歩き気分を味わえる屋台村の魅力

「市場らしいガヤガヤした雰囲気で飲みたい!」という方には、「錦屋台村」がぴったりです。

ここは複数の屋台が集まったフードコートのようなスタイルになっていて、雨の日でも安心して楽しめます。

ここの最大の魅力は、なんといってもその安さと活気!

特に日本酒好きにはたまらない「最初の1杯100円」という驚きのサービスがあるお店も。

刺身や牡蠣、黒毛和牛のステーキ、揚げたての海鮮天ぷらなど、少しずついろんな料理をつまみながらお酒を飲めるので、擬似的に「食べ歩き(飲み歩き)」をしているような気分になれるんです。

1階は立ち飲みスタイルでサクッと、2階はイートインスペースで座ってゆっくりと。

シーンに合わせて使い分けられるのも嬉しいポイントですね。

笑顔で乾杯するグループの写真と、日本酒の瓶が並ぶカウンターの写真。活気あふれる立ち飲み文化や、フードコート形式の「錦屋台村」、「立ち呑み処 賀花」を紹介するスライド。

錦市場で牡蠣とお酒を楽しむ夜のだいやす

新鮮な生牡蠣の盛り合わせと、湯気が立つお好み焼きとビールの写真。牡蠣専門店の「錦・だいやす」と、深夜営業もしている「元蔵 錦本店」の店舗紹介。

「夜の錦市場といえばここ!」と私が自信を持っておすすめするのが、老舗の牡蠣専門店錦・だいやすです。

創業100年を超える老舗でありながら、現代的なオイスターバーのスタイルを取り入れていて、夜20時まで営業しています。

おすすめポイントは、全国各地から取り寄せた真牡蠣や岩牡蠣の食べ比べができること。

「生・焼き・フライ」と調理法を選べるので、牡蠣好きにはたまりません。

市場の通りに面した入り口付近はカウンター席になっていて、一人でもふらっと入りやすい雰囲気。

一方、お店の奥に進むと、京都らしい「うなぎの寝床」のように天井の高い京町家空間が広がっていて、テーブル席で落ち着いて食事を楽しむこともできます。

ここがポイント
牡蠣以外にも、鱧(ハモ)の天ぷらやおばんざいなど、京都らしいメニューが豊富です。

「軽く一杯」から「しっかり夕食」まで幅広く使えますよ。

錦市場の立ち飲みで安く飲むならここへ

最近の錦市場は、おしゃれな立ち飲みスポットが増えていて、海外からの観光客や地元の若者で賑わっています。

その代表格とも言えるのが立ち呑み処 賀花(GABANA)です。

店内には昭和歌謡やラテン音楽が流れ、どこか異国情緒も感じる不思議な空間。

京都の地酒「澤屋まつもと」が正一合500円で飲めるなど、とにかくコスパが抜群です。

備長炭で焼く牛串を片手に、隣り合った人と乾杯……なんていうコミュニケーションが生まれるのも、立ち飲みならではの楽しさですよね。

また、市場のすぐ近く(四条大宮発祥)の「立ち呑み 庶民」のような、激安で美味しい名店もこのエリアの飲み文化を支えています。

「安く、美味しく、楽しく」飲みたいなら、このあたりの立ち飲み巡りは外せません。

錦市場の居酒屋おすすめは深夜営業の元蔵

「もう20時を過ぎちゃったけど、まだ市場の中で飲みたい!」という時の救世主が、元蔵(げんぞう) 錦本店です。

多くのお店が閉まる中、ここは22時(ラストオーダー21:30)まで営業しており、まさに「夜の砦」のような存在。

ここの魅力は、京都と大阪の「美味しいとこ取り」ができるメニュー構成です。

出汁の香りがたまらない「京うどん」はもちろん、大阪のソウルフードである「串カツ」や「ねぎ焼き」も絶品。

特にねぎ焼きはグループでシェアしやすく、ビールとの相性も抜群です。

店内は全席禁煙(喫煙ルームあり)なので、タバコの煙が気になる方や家族連れでも安心して利用できます。

夜遅めの夕食や、2軒目使いにも最適なお店ですね。

もし京都らしい食事をさらに探したい場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。

京都らしいディナー厳選!おしゃれな町家や安い穴場のおすすめ店

錦市場の夜ご飯におすすめな周辺ディナーと裏錦

錦小路通(メインストリート)の南北に広がる路地裏を示した「裏錦エリア」のイラストマップ。「ここからが『通』の世界」というキャッチコピー。

市場の中のお店についてご紹介しましたが、実は地元民である私たちが「夜の錦」を楽しむとき、市場のメインストリート(錦小路通)から一歩路地に入ったエリアを目指すことが多いんです。

通称「裏錦(うらにしき)」とも呼ばれるこの周辺エリアには、町家を改装したおしゃれなバルや、予約必須の人気店がひしめき合っています。

「市場の中だけ」にこだわらず、少し視野を広げるだけで、夜の選択肢は一気に広がりますよ。

錦市場周辺のディナーで人気の柳馬場エリア

錦市場と交差する「柳馬場通(やなぎのばんばどおり)」は、特に感度の高いお店が集まるホットスポットです。

この通りを少し歩くだけで、良さげなお店にいくつも出会えます。

風情ある京町家の中庭の写真と、ワイングラスと彩り豊かな野菜料理の写真。伝統的な「京家 きよみず」と革新的な「五十松」を紹介するスライド。

中でもおすすめなのが、京家 きよみず 柳馬場本家

築100年以上の京町家をリノベーションした店舗で、雰囲気は抜群。

「おばんざい」と「蒸し土鍋」が看板メニューで、京都の伝統的な味をモダンな空間で楽しめます。

個室もあるので、落ち着いて話をしたい夜にはぴったりですね。

豆知識
このエリアには「MARUMARU雲の茶 柳馬場店」のようなフォトジェニックなカフェもあり、飲んだ後の「夜カフェ」や「締めパフェ」需要にも応えてくれます。

錦市場でデートに使える雰囲気抜群のお店

高級感のあるテーブルセッティングでのイタリアン料理と、ロックグラスに入ったウイスキーの写真。洗練された夜を過ごせる「ELOVE」と「Bar K家」の紹介。

「デートで錦市場周辺に行きたいけど、ガヤガヤしすぎているのはちょっと……」という方には、烏丸駅寄りのエリアにあるELOVE(エラブ)を推したいです。

ここはレストラン予約サイトでも極めて高い評価を得ているイタリアンで、農家直送の野菜をふんだんに使った料理が楽しめます。

「京都の野菜をイタリアンで楽しむ」という体験は、旅の思い出としても素敵ですよね。店内も洗練されていて、スマートにエスコートしたい夜に最適です。

また、食事の後に「もう一杯」となり、静かな時間を過ごしたいなら、市場から徒歩圏内のオーセンティックバーBar K家酒陶 柳野へ。

中庭を眺めながらカクテルを傾けたり、こだわりの器でお酒をいただいたり……大人の京都時間を満喫できます。

河原町方面も含めてデートプランを考えたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

祇園・河原町観光の決定版!2025年最新モデルコースとグルメ

錦市場の近くで和食を味わうならこの名店

せっかく京都に来たなら、やっぱり和食は外せませんよね。

先ほど紹介した「京家 きよみず」以外にも、このエリアには実力派の和食店が点在しています。

例えば、五十松(いそまつ)は、京野菜とワインを合わせるというコンセプトが人気のオステリア(和風バル)。

炭火で焼かれた美味しそうな焼き鳥と、優しい出汁の色合いの煮野菜料理の写真。予約困難店「くちばしモダン」と野菜料理店「煮野菜 おにかい」の紹介。

ワイン好きのカップルやグループで賑わっています。また、焼き鳥ならくちばしモダンが有名です。

独自の火入れ技術と希少部位の提供で知られ、予約がなかなか取れないほどの人気店。もし予約が取れたらラッキーですよ!

さらに、少し歩いて河原町近くまで行けば、古民家で野菜料理を楽しめる「煮野菜 おにかい」などもあり、選択肢には事欠きません。

錦市場の夜を満喫するためのポイントまとめ

最後に、夜の錦市場エリアを失敗せずに楽しむためのポイントをまとめます。

「市場の雰囲気を楽しむ」「安く飲み歩き」「デート・落ち着いた食事」「深夜・2軒目利用」という4つの目的別に、おすすめ店舗とポイントをまとめた一覧表スライド。

目的・シーン おすすめ店舗・エリア ポイント
市場の雰囲気を楽しむ だいやす、元蔵、錦屋台村 18時以降も営業。早めの時間が吉。
安く飲み歩き 賀花、立ち呑み 庶民 100円酒や激安メニューを活用。
デート・落ち着いた食事 ELOVE、京家 きよみず 予約推奨。「裏錦」エリアがおすすめ。
深夜・2軒目 元蔵、Bar K家 22時以降も使えるお店を確保しておく。

「錦市場=昼」というイメージが強いですが、お店を選べば夜も十分に楽しめますし、むしろ周辺の「裏錦」エリアを含めれば、京都でも屈指のグルメスポットになります。

ぜひ、提灯の明かりが灯る夜の錦市場で、素敵な時間を過ごしてくださいね。

-ローカル案内, 京都グルメ